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ムラノの2006年9月の日記 Since 2002.06.24
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| 9月30日(土) 【112】 | |
ムラノ カエ ・ ソロライヴ / 『 村野 加絵 』 。 〜 後藤 勇 presents : 「 match 10 」 にて 〜 ( ※ ムラノの “ソロライヴ作成考案ノート” より 。 ※ ) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ( 照明が暗転した中、 板張りの床の上、枕&掛け布団に横たわり、“眠っている” 状態のムラノ。) ↓ ( SE @ 流れる。 ●現在から29年前に録音した、ムラノ父の声響く。 「 本日は、1977年。 昭和52年、3月6日。 加絵くん、3歳のお誕生日です。では、歌って下さい。」 ( SE A 流れる。 ●3歳の誕生日を迎えたムラノ カエの拙い歌声、“赤い靴” 。) ↓ ( SE B 流れる。 ♪ 石井竜也監督映画 ・ 『河童』 サウンドトラックよりテーマ曲 。) ↓ ( SE B の流れる中、 照明、徐々に明るくなってゆく。 ムラノ、ようやく “覚醒” し、ゆっくりと布団から起き上がる。 ムラノ、暫くの間静止した後、立ち上がり、寝具を壁際へと片付け、 立て掛けてあるギターを背負う。 SE B 、F.O.( フェイドアウト )。) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ( ムラノ、手元のノートを開き、地声でのナレーション開始。) 『 1979年、昭和 54年。 ムラノ カエ、5歳。 自宅にて、母親が良く聴いていたこのレコードの1曲に因り、 初めて、「音楽」 と言うものの持つ、一種の “魔力” に目醒める。 所詮 “5歳” と言う幼さながらにも、この曲には何故か酷く魅かれた。 ・・・・・・・作詞 ・ 小椋 佳 、作曲 ・ 井上 陽水。 【 白い一日 】 。』 ● 1曲目 / 【 白い一日 】 演奏。( 生声&エレキギター ) ↓↓ ( 演奏後、ムラノ、ナレーションを続ける。) 『 時は飛んで、 1990年、平成 2年。 ムラノ カエ、16歳。 高校の先輩に勧められた、このアーティストの創る曲。 その彼を初めて知った事に因り、ムラノの身に、はっきりと、 「エレキギター」 ・ 「作詞 &作曲」 、そして 「バンド活動」 と言う未知なる新しい世界への、 大きな憧れと欲望とが生じた。 ・・・・・・・作詞 &作曲、 ザ・ブルーハーツ ; 真島昌利。 【 戻っておくれよ】 。』 ● 2曲目 / 【 戻っておくれよ 】 演奏。( リコーダー&生声&エレキギター ) ↓↓ ( 演奏後、ムラノ、ナレーションを続ける。) 『 それから7年後。 1997年、 平成9年。 ムラノ カエ、23歳。 遂に、産まれて初めてこの “エレキギター” と言う楽器を購入し触れてみた事に因り、 ムラノの遅い 「青春時代」 が始まる。 友人に誘われ、長年の夢であった “バンド” と言う場に初加入。 またこの年は、バンド活動地が、「東京 ・ 多摩地区」 だった為、 ムラノは自分の生活拠点を、それまでの 「千葉県」 と言う土地から、 現在もこよなく愛し住み続けているその場所 ; 「多摩地域」 へと自ら移した年でもある。 ・・・・・・・ムラノ カエ、初の作詞 &作曲。 【 23区を突き抜けて 】 。』 ● 3曲目 / 【 23区を突き抜けて】 演奏。 ( 生声&エレキギター ) ↓↓ ( 演奏後、ムラノ、ナレーションを続ける。) 『 それから2年後。 1999年、 平成11年。 ムラノ カエ、25歳。 生涯の盟友となるであろうベーシスト ・ ナカニシ タカオと共に、3ピースバンド ; 「ガソリンズ」 を結成。 ムラノは本格的に、作詞 &作曲を全て手掛ける様になる。 “ロックンロール” への執念と探求とが、深まっていく。 ・・・・・・・作詞 &作曲、ムラノ カエ。 【 エイトビート】 。』 ● 4曲目 / 【 エイトビート】 演奏。 ( 生声&エレキギター ) ↓↓ ( 演奏後、ムラノ、ナレーションを続ける。) 『 以降、「ガソリンズ」 は精力的に活動を続けるが、今年 2006年 2月に、それが休止となる。 以後、約半年間、ムラノは “作曲” が全く出来なくなり、 しかしそんな中ようやく、現在からおよそ1ヶ月前、夏の終わりを迎える関東圏内のとある駅前で泥酔し、 この様な想いが “メロディー” となって、心の中から溢れた。』 ● 5曲目 / 【 うたがつくれない。】 ( 生声のみ。) ↓↓ ( 歌い終えた後、ムラノ、ナレーションを続ける。) 『 そして、 2006年、 平成18年、9月。 ムラノ カエ、現在 32歳。 今から約2週間前に、ようやく久々にムラノは、1曲だけ “うた” を創る事が出来た。 スペシャルパートナー ・ ナカニシ タカオと共に、 この1曲を最後に奏でたいと思う。』 ( ナカニシ、登場。) ● 6曲目 / 【 多摩地区より、僕は。】 演奏。 ( 生声&エレキギター&ベースギター ) ↓↓ ( 演奏後、ナカニシ退場。 ムラノ、最後のナレーションをする。) 『 2006年、本日、9月30日。 ムラノ カエは、今日というこの1日をしっかりと踏みしめ、糧として、 明日からも自らの歩幅で、“ロックンロール” を静かに抱きしめ、命 枯れる時まで歩んでゆく。 ムラノの 「青春時代」 は、永遠に続く。』 ( ムラノ、ナレーション用ノートを静かに閉じ、胸に抱き、目を瞑る。) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ( SE A、もう一度流れる。 ●3歳の誕生日を迎えたムラノ カエの拙い歌声、“赤い靴” 。) ↓ ( SE C、流れる。 ♪ 「栗コーダーポップスオーケストラ」 に拠る、ピアノ&ウクレレのみの小さな曲。) ↓ ( ムラノ、客席に向かってお礼を述べる。 続けて、ナカニシにも再度登場して貰い、2人で挨拶。 SE C、自然に止まる。) ・・・・・・・・・・→ 終演。 |
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| 9月29日(金) 【113】 | |
・・・・・・・どうにかこうにか、 明日の、ソロライヴ本番への準備が整いました。 衣装も買ったし、 新曲も2曲覚えたし、 ライヴ全体の 「構成 ( 流れ )」 も心身にインプットしたし、 ギターと歌の練習も、今夜もう、バッチリ終えました。 それから明日は、 いわゆる、『MC』 と言うものを一切せず、 一種、敢えて無機質な 『朗読』 を曲間に挟みながらライヴを進めて行くカタチを取るので、 その、“朗読用の文章” も、しっかり書き上げました。 ・・・・・・・明日のライヴ、 テーマ ・ 『村野 加絵』 。 僕の 「音楽人生」 半世紀を、 幼少時代から思春期、成年時代からこの今後へと、 ナレーションを自ら行いつつ、順に曲で表現し追ってゆくと言う、 まるで、一冊のアルバムを捲 ( めく ) ってゆく様な、 いわゆる、【自伝的構成】 で演ります。 ( 尚、 ギターは勿論、いつものレスポールを使用しますが、 ハコの関係上、 “マイク” は無し、 つまり歌は完全なる “生声” を以て、初めて唄います。) |
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| 9月28日(木) 【114】 | |
どうしても、 悩んだり考え込んだりが続いてしまい、キモチが凄く苦しい時に、・・・・・・・ 今、僕にとって、 一番の 『元気』 を与えてくれるのは、 “お笑い芸人” の方たちの存在です。 何故なら、 まぁ単純に彼らはその芸風や持ちネタ等で、 楽しく僕を 「笑い」 の世界へと自然に誘 ( いざな ) ってくれると言うのも或るのだけれど、 それ以前に、まず僕にとっては、 特に、 ( “ピン” で活動している芸人さんでは無く 、) “相方” が居て2人で仲良くボケたりツッ込んだりしているその “コンビ” の雰囲気を観ているだけで、 何だか、ホッと温かい気持ちになれるからです。 ・・・・・・・で、まぁ、 TV番組を自然に眺めて居て、其処に出演している芸人さん達の姿を観ても僕の心は和むのだけれど、 現在のように、 僕自身が、( ライヴを目前に控えて居ると言う、) ちょっと追い込まれた時点に在って、 無理矢理にでもテンションを上げて練習をしなくてはならないと言う場合は、 “『M−1 グランプリ』 最終決戦DVD集” を観ると、・・・・・・・ これはもう、自分の精神状態をググッと持ち上げるのには最適です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 僕は今までにも、何度ももう、 『M−1』 のDVDは、2001年〜2005年まで全て観尽くしてしまい、 どの年にどのコンビが優勝したのかはおろか、 どの年にどのコンビがどんなネタで勝負したか、 どの年にどのコンビが “敗者復活戦” で決勝戦進出を果たしたか、 どの年にどのコンビが、どの審査員からどの点を認められたか、あるいはダメ出しされたか等、 ・・・・・・・もう、 其処まで全てを知り、覚えてしまって居るのだけれど。 でも。 もう単に、 “笑い” を得ると言う段階では無く、 この一連のDVDシリーズには、 本当に大きく深い 『人間ドラマ』 が盛り込まれ映し出されているので、 僕は其処に対して常に心動かされ、感涙し、 そして、 「嗚呼、人間って本当に素晴らしいな」 と、感銘を受けるのです。 ・・・・・・・前年度の闘いで、審査員陣から散々 “ダメ出し” を受け敗退してしまったコンビが、 翌年、 目を疑うほどの大きな成長を遂げたネタで再出場を見事に果たした場合等、・・・・・・・ その感動のあまり、 思わず目に涙を浮かべている審査員長の島田紳介氏や松本人志氏の心情が、本当に良く解ります。 また、 このDVD集には、 当日にはTV放映されなかった、芸人さん達の “舞台裏” 模様や “密かな実話” 等も収録されて居るので、 自分の 『敵』 である筈のコンビの頑張りを己のことの様に必死で激励する、楽屋での芸人さん達の姿や、 本番直前に緊張や自信喪失のあまり、人格が変わった様になってしまっているコンビ各々の姿を観ると、 ・・・・・・・僕は思わず、 ( 勿論、とっくにその後の “結果” は知っているにも関わらず、) いつも、 前のめりになり、全ての芸人さん達へ心からエールを送り、 その 『闘い』 の全模様に、何度も目頭を熱くしてしまうのです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・と、言う事で。 話は大分アツく長くなってしまいましたが ( 苦笑 )、 そんな訳で今日僕は、 『M−1 グランプリ』 DVD集を2002年〜2004年までレンタルし、もう一度それらにじっくりと浸り、 そして、 自らの気持ちを、「熱い位置」 にまで充分高めてから、 明後日の “ソロライヴ” へ向けての練習をしました。 ・・・・・・・お陰様で、 実は最近創り掛けだったとある1つの “うた” も、・・・・・・・本日、完成したので。 当日はこの “うた” も、新しく歌いたいと思います。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・お笑い芸人の、皆さん。 いつもこの僕に、 温かい “笑い” は勿論、 数多くの勇気や激動、 相方と共に一つのものへと命を掛ける真摯さ、友愛の美しさを、・・・・・・・ 『元気』 と言うカタチで与えてくれて、 本当に、・・・・・・・ありがとう。 |
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| 9月27日(水) 【115】 | |
・・・・・・・僕の大切な “ソロライヴ” 本番当日が、 もう、 僅か3日後へ迫ったと言うのに。 現時点でまだ僕は、 “選曲” に迷い、“ライヴ運び” に自信を得られず、 日々秋雨の続く天気の中ぐずぐずと、 自室の中で只一人、ノートにあれやこれやと書いたり消したりを繰り返しながら、 毎日悶々と、「引き籠もり生活」 をして居る状態だ ( 弱笑 ) 。 今回、共演となる後藤 勇さんも、そして吉村志保女史も、 僕とは、「ライヴ」 と言う表現の場へ対するアプローチの仕方が全く違う様で、 お2人とも、 『 ライヴ当日に演奏する曲 ( セットリスト ) は、 前もってきっちりと決定したりはせず、 その場所やお客さんの雰囲気等を観た上で選び、その時の直感で決める。』 ・・・・・・・と言うスタイルらしい。 また、吉村女史に至っては、面白い事に、 もっと、“音楽” へ対するその切り口や捕らえ方が、僕とは正反対で、 何と、自作の曲は、 一度ライヴで演奏したらばその後、 ほとんどもう、自ずとどんどん忘れていってしまうとの事だった。 ・・・・・・・世の中には、 本当に様々な音楽スタイルを持つひとが居て、 そんな方々と出逢える楽しさや幸せには勿論、・・・・・・・ やはりその「出逢い」 は、自分にとって心底、 深く、良い刺激になるなぁと痛感した次第だ。 ( そして、また。 僕はもともと “バンド肌” 人間なのだけれど、 こうして時々、“ソロ弾き語り肌” の方とお逢いすると、 更に、僕にとっては新鮮な空気 ・ 世界に触れられるので、 僕にしてみれば、やはり、 “ソロ活動” と言うこの機会は、 自己を試し、「一人」 ならではの表現の幅へ向かっての挑戦が出来、 一 “音楽人” として、自らを 0 の 「真っさらな位置」 から改めて冷静に見つめ直してゆけると言う、・・・・・・・ そんな、 とても貴重且つ、 大きな楽しさと歓び、そして “バンド活動” では体感する事の出来ない興奮とが或る。) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今夜、僕とナカニシは。 2人で、僕の自宅近くのスタジオへと入り、 初めて、 新曲 ・ 『多摩地区より、僕は。』 の練習をした。 2人で、打ち合わせや実践を重ねている内に、 どんどんこの曲は “シンプル” さを増し、 そして、 始めに予想していたよりも、遙かに短い1曲に仕上がった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・ここ10日間ほど、 あんまり僕が元気では無い事を、ナカニシも勿論気付いている。 でも。 僕が今、モヤモヤとずっと抱え込んでいる、どうしようも無い “悩み事” は、 どんなにアタマを使って考えても、決して結論は出ないし解決も出来ない事柄なので、 もう、・・・・・・・『考える』 のは暫く諦めて、 とにかく、“時間” と言うものへこの身を全て委ね任せて、 ゆったりと日々を過ごしてゆくしか、 結果、術は無いのだろうか、とも思う。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・とにかく、 ライヴ当日まで、もう、個人的我が儘で時間を潰している余裕は無い。 良きライヴ、 自身で納得のいくライヴ、 自分の足元を改めて踏みしめるライヴ、 そして当然、 自己の糧と成る様なライヴに、・・・・・・・絶対、したいと僕は思っている。 |
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| 9月26日(火) 【116】 | |
今日の午後、 僕はいつもの心療内科を訪れた。 ・・・・・・・昨日、電話で此処の診察予約をした際には、 『 明日は大変、予約が混んで居りますので、多少、待ち時間が長めとなる可能性が高いのですが、 ・・・・・・・それでも宜しいでしょうか?』 などと、受付の女性から聞いたのだったが。 今日は朝からどしゃ降りの大雨、 絶対、“予約患者” の皆さんは、もともと外出が苦手なのだから、 ブッちぎりで 「キャンセル続出」 だろうと踏んだ僕は、 敢えて予約時間よりも早めに、雨の中、クリニックを訪れてみた。 そうしたら、 案の定、やはりその待合室はスッカラカンだった。・・・・・・・ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今日、 僕が主治医 ・ 加瀬先生へ話したかったのは。 『 自分には今、この、「東京」 と言う街での “一人暮らし生活” が改めて大切だと思え、 そして、一人でやりたい事や挑戦してみたい事も増えて来たので、 今月一杯はおろか、 当分、・・・・・・・と言うか今年一杯はもう、 あの 「K町 ・ Yさん宅」 での “ホームステイ” を続行したいとは思わない。』 ・・・・・・・と、言う事だった。 そしてまた、 実は今の僕は、 正直どうも、『Yさん宅』 内に対する “鬱陶しさ” を感じていて、それを拭いにくい状態である事をも否めない、 と、 それも合わせて、正直に先生へと話した。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・加瀬先生は、 相変わらず、悠長且つのんびりとした口調で、 あぁそう、ならそれはそれで良いんじゃない、 でもまぁくれぐれも、『Yさん宅』 の皆さんに心配は掛けないように、 ちょこちょこあちらへ連絡等は入れる様にして、 でも、 今はムラノさんの住みたい場所で、生き易い場所で、 自分の挑戦したい事を追求すれば良いと思うよと、 そう、・・・・・・・僕へと言った。 なので僕は、 はい、そうしていくつもりです、 で、あの 『Yさん宅』 の長男氏 ・ “ぐっちゃん” も、 今、先生と全く同じ内容の事を私に言ってくれて居る状況なんですと応えたのだが。 そうしたら先生は、カルテにペンを走らせながら、 「 あぁ、・・・・・・・ほんと、そうなのか。 “ぐっちゃん” 氏も、・・・・・・・ ほんと、・・・・・・・なかなかの、 ムラノさんの、 『良き “理解者”』 だね。」 と、僕へ対して微笑んだ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− その、先生の発した、 『良き “理解者”』 と言う一言から、 僕は一瞬、 “ナカニシ タカオ” の顔や姿を、・・・・・・・心に描いたのだが。 取り敢えず今回は先生に只お礼を述べて、診察室を後にした。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・そして、今日から。 この約4年半の間、僕の日常的に服用していたとある薬の量が、 先生の診断の下、 また、 ・・・・・・・大きく、減った。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・でも僕は、 今日になってもまだ、 今週土曜日に迫った、“ソロライヴ” の準備が出来ないままで居る。 |
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| 9月25日(月) 【117】 | |
僕には今、 とても、やってみたい一つのとある事が或る。 ・・・・・・・それは、 『 “自分で炊いたご飯” を食べてみたい。』 と、言う事だ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 掃除や洗濯、買い物等は、 かなりもう、普通の人並みに出来る様になって来た僕だが。 ・・・・・・・「調理」 だけは、 未だにまだ、自分一人では出来ない。 従って、 この約1ヶ月間、あの 『K町 ; Yさん宅』 から離れて、 “多摩市 ・ 一人暮らし生活” を再開した僕の食生活はと言えば、 当然、 近所のコンビニかスーパー、総菜屋等で購入したお弁当類が中心となる。 ・・・・・・・で。 そんな中、 ここ最近、“ご飯 ( 米 )” 好きの僕が強く思うのは、 『 やっぱり、 “冷え切ったご飯” をレンジで温めて食べるって言うのは、・・・・・・・あまり、美味しくないな。』 と、言う事だ。 だから最近僕は、 そうだ、せめて 「炊飯」 を自分でやってみたいよなぁ、 そうすれば、 “炊き立てのご飯” が自宅で食べられるんだもんなぁと、 ・・・・・・・段々、そう思う様になって来たのだ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 僕は、 今から約10日くらい前に、 この想いを、ナカニシへと漏らした事がある。 その時彼は、 「 あぁ、でも凄いじゃん、 だってそれって言うのはさ、要は、 自分で “炊飯” がしたいと思えるようになる位、キミの病気が治って来たって事なんじゃないのかな。」 ・・・・・・・と、言ってくれ。 そして、 昨日、“旅帰り” の彼が、僕へと買って来てくれたお土産は、 何と、『海苔の佃煮 ( 唐辛子入り )』 だった。 自分一人で 「炊飯」 が出来たら、 勿論僕はその際に、 この佃煮をご飯の上へと乗せて、頂く事だろうと思う。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・今週末、僕のソロライヴが終わったら。 僕はきっと、 一人での 「炊飯」 に挑戦するだろう。 永い間眠っていた僕の3合炊き炊飯ジャーから、 温かい湯気が立ちのぼり、 あの、 “ご飯” の炊き上がる独特の幸せな薫りがこの狭い部屋の中へと充満するのかと思うと、・・・・・・・ その瞬間を想像しただけで、 冗談では無く、 今、僕は心の底からうっとりとした気持ちになる。 ・・・・・・・そしてまた、それから、僕は。 更に欲を言うならば、 この年内に、 一人でも、「フライパン」 を使って、 この部屋で、 半熟気味の “目玉焼き” を作ってみたい。 僕はここ数年間、 そして勿論、この部屋での “一人暮らし” を始めてからは当然一度も、 自分一人で、「火」 を扱った事が無い。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・温かいご飯の上に、 自分で焼いた、温かい目玉焼きを乗せる。 そして、 箸の先で目玉焼きをつつくと、 其処からはとろりとした熱い黄身が流れ出し、 僕はそこへ醤油を垂らして食す。・・・・・・・ ・・・・・・・僕は今、 『その瞬間』 に、 強烈な憧れと希望と歓びとを、切に抱いている。 |
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| 9月24日(日) 【118】 | |
・・・・・・・今日の午後、 僕と、あの悪友 ・ “おーはら夫妻” の3人は、 多摩市内に或る、とある大きな公園の芝生の上に居た。 暑くも無く、寒くも無く、 今日は本当に、 久々に心地の良い、清々しく爽やかな “秋晴れ日和” で。 僕らはビニールシートの上へ座り、 ビールや缶チューハイ、フライドポテトを嗜みながら、 周りで鬼ごっこやボール遊びを楽しむ家族連れの姿を眺めつつ、・・・・・・・ ・・・・・・・色んな話をした。 ( と言うか、 僕が一方的にする話を、2人に、色々と聞いて貰った。 あの、先日16日の日記へ書いた、 例の “少し改まった話題” を、今日、この夫妻に受け留めて貰ったと言う訳である。) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 話題の内容と言えば、・・・・・・・まぁそれは、 『 “夫婦” って、一体、何なんだろうな。』 と言う一点が主で。 また、 『 ムラノ カエは、勿論生涯、一 “音楽人” であり続けたいのだけれど、 やっぱり、 一 “女性” であると言うこの事実 ・ 現実からは逃れられないんだよな。』 と言う様な事柄でも或った。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・無論、 上記の内容は、決して何らかの 『結論』 が出る話では無いのだけれど。 僕は、 ここ最近、この事ばかりをずっと一人、ただ悶々と考えて居るので、 この想いを2人に聞いて貰えただけでも、 充分に有り難かったし、・・・・・・・救われた。 こうして心の中を吐露出来るこの2人が居てくれて、本当に助かったと言う感じだった。 そして、 話の最後に、僕は笑いながらこう言った、 「 ・・・・・・・だからもうさ、 私、一生、矢作さんとの結婚を夢観て独りで生きるよ ( 笑 ) 。」 。 すると、おーはらは、 「 “矢作さん” って、・・・・・・・何、もしかして、『おぎやはぎ』 の ( 笑 ) !? ・・・・・・・オレさぁ、 あのコンビ2人の内、 どっちが “小木” で、どっちが “矢作” か解らないんだけど ( 笑 ) 。」 。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・そして、( 話は変わるが、) 今日の夜。 僕 ・ おーはら、そしてヤチ、 それから、先日 “プチひとりたび” から無事に帰還したナカニシの4人は、 午後17時半に合流 ・ 集合し、皆で池袋の街へと移動して、 あの例の店 ・ 『玉金 ( たまきん) 』 にて ( 今月18日の日記参照 ) 、 “ナカニシ タカオ ・ 生還祝い呑み会” を開いた。 店の店主たちは、 「 よう、来たな、“金多摩ロッカーズ!” ( 笑 ) !! まぁ、座敷でゆっくりしてってよ。」 と、相変わらず温かく僕らを迎え入れてくれ。 ・・・・・・・で、僕とヤチとが、 この店にとっては “新顔” であるナカニシ&おーはら2人の事を、 「 あ、・・・・・・・ちなみにこの2人はですね、 “金多摩ロッカーズ!” とはまた別件で、 “ちんちんバンド” と言う名のバンドをやってるんです。」 と、紹介すると。 案の定、厨房は爆笑となった。・・・・・・・ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ナカニシは、日焼けした顔をほころばせながら、 この、約一週間の “プチひとりたび” の土産話を色々と聞かせてくれ。 そして、 今回こうして、“島” へと出掛けてみた事で、 オレは初めて、『釣り』 をやってみたくなったよと、 大の釣り好きであるヤチへ対して、そう言った。 ・・・・・・・ヤチは喜び、 じゃあ来月末に、みんなで釣りに行こうと誘ってくれた。 そして、 其処で釣れた魚を、あの、いつもの多摩川河川敷にて焼き、みんなで食す会を催そうかと、 そんな楽しい計画を立てていた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 4人で散々騒ぎ、楽しく呑んだその後、 終電で自宅へと着き、一人になった僕はこう思った、 − ・・・・・・・結局、 ナカニシさんが此処 ・ 「東京」 を留守にしていたこの一週間、 僕は、“ソロライヴ” への練習や準備を全くやらなかったなぁ。・・・・・・・ やべーー、 先日、久々に新曲も出来たんだし、 もう、いよいよそれこそ今週は、当日に向けて必死で練習しないとなぁ。・・・・・・・− “ソロライヴ” 当日には、 ヤチもおーはらも、 僕とナカニシとの “共演” を楽しみに、横浜の会場まで観に来てくれるらしい。 |
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| 9月23日(土) 【119】 | |
さて、 ここ約1週間の僕は、 実はあまり元気では無いのです。 ・・・・・・・それはやはり、 数日前から僕がちょこちょこ此処で愚痴っているように ( 苦笑 ) 、 今、こうして “病” が治りつつある身である僕としては、 何だか正直、 1年前の自身を振り返ったりしてみて、 あれこれと考えてしまう訳なのです、 『 あんなに、僕にとっての本当の良き理解者 ・ “ナカニシ タカオ” 氏と、 何故僕は、 男女として、“お別れ” してしまったのだろうか。』 と。 『 もし僕が、“病” に掛かりさえしなかったならば、 僕らは今でも夫婦だったのでは無かろうか。』 と。 『 “愛情” って、ほんとに一体、何なんだろうな。』 と。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・この事を考えるのは、 大変苦しいです。 も、 自分は生涯、「結婚」 など出来ないのかも知れないよなとか、 そんな風に考えたりもしている、最近です。 でも、今日は。 一週間後にいよいよ迫ってきたソロライヴの最後に出演者みんなで演奏する 「セッション曲」 練習の為、 僕はまた渋谷のスタジオへと出掛け、 イベント企画者の後藤 勇さん、 そして、 あの面白いキャラを持った吉村志保女史と共に、 また、ゲラゲラ笑いながらの楽しい2時間を過ごせた事で、 かなり、心洗われました。 ・・・・・・・ホントに。 やっぱり、 「音楽」 は良いですね、 本当に楽しいですね。 ・・・・・・・今日は、 心からそれを密かに実感した一日でした。 |
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| 9月22日(金) 【120】 | |
『おぎやはぎ』 が、好きだ。 僕は今、 心から、『おぎやはぎ』 が好きで。 『おぎやはぎ』 お2人には、敬意の念を持って生活していると言っても過言では無い。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・確かに。 彼らの創る漫才やコントのネタは、 ドッカンドッカンと賑やかにお客を笑わせるものでは無いし、 正直、 「 この人たちって、・・・・・・・芸人として “面白い” のかなぁ??」 と謎に思う事もしょっちゅうある。 まぁ、僕は今年の7月9日に、彼らの漫才を生で観た事も或るし ( その日の日記参照 ) 、 コントDVDも、同じものを何度も借りて観たりもした。 で、確かに其処には、 “彼らにしか出せない、独特の味と世界” とが存在するのは解ったが、 でも正直、 本当に最近になるまで僕は、 特に、彼らの存在を意識すらした事も無かった。 ・・・・・・・それはやはりどうしても、 彼らの位置や性質が常に “地味” であり、 勢いでガムシャラに目立っていくタイプでは無いものだから、 TVのバラエティー番組を観たりしていても、 残念ながらもこちらの印象としては、・・・・・・・どうしても、 ( 好きか否かはまた別問題として、) 『次長課長』 、『品川庄司』 、『インパルス』 、『タカアンドトシ』 、『南海キャンディーズ』 の様な、 “人気や個性があり、派手で目立つ” 芸人さんの方が、 嫌が応でも目についてしまうからだ。 つまりは、 『おぎやはぎ』 というこのコンビは、 何となく僕の中でずっと、 “居ても居なくても特に何の印象も無い感じの芸人さん” 止まりの位置、・・・・・・・だったのである。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・ところが。 今から約2週間ほど前だろうか、 ぷらっと本屋に立ち寄った時、 僕はふと、 彼ら 『おぎやはぎ』 著作の本が書棚に並んで居るのを見付けた。 で、 あぁそうか、そう言えば今年の夏に、 彼らが、いわゆる “お笑いネタ本” では無く、 何か、“ビジネスマン向けの世渡り術” 的な内容の作品を出版した事を、ネットニュースでちらっと見たなぁと、 ・・・・・・・そう、思い出し。 これがその本なのか、と思い、 思わず手に取ってみた。 本のタイトルは、 【地味ですが何か?】 と言うもので、 その帯には、「ガツンと行けない人の処世術!!」 と記されて居た。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・で、僕は本屋でその本を手にしながら、 改めて良く思い出してみたのだが。 ここ時々、 “踊る!さんま御殿” や、“ダウンタウンDX” 等に出演している彼ら2人の姿を振り返って考えた時、 本当に、その2人の有り様はそれこそ全く 【派手】 なものでは無いけれど、 だからと言って決して、 他人を “不愉快” にさせるものでは無かったな、 「オレが、オレが」 と人を押し退けて我先に目立とうとする訳でも全く無く、 かと言って、 「どうせオレらは、地味だから。」 とふてくされたり、また、オドオドと弱気な姿勢で居る訳でも無く、 何故かいつも自然にその場を2人でリラックスし楽しんで居て、 また常に、 他ゲスト陣の話や、盛り上がったスタジオ内の雰囲気の中で落ち着き、 でもよく笑い、よく人の話を聴き、 ・・・・・・・その自然体な有り方が、 そう言えば、妙に僕の中で心地良く新鮮、且つ印象的で、 好感の持てるものだったなと言う事に気付いたのだった。 そして、僕は。 その時、財布の中に若干余裕もあったし、 何だか、『おぎやはぎ』 をもう少し良く知りたいなと言う気持ちが湧いたので、 その著書を購入して持ち帰り、自宅で読んでみたのだった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・そしたら、まぁ。 その一冊の本を読んでみた事に因り、 僕はすっかり、彼らの虜になってしまったと言う次第だ。 別に、 それこそ何か、特別にガツンとインパクトの強い事が書かれて居た訳では無いのだが、 つまりこの著書全般を通して彼ら2人が言いたかったのは、 『 人にはそれぞれ、自分固有の “温度” ・ “テンション” ・ “湿度” が在る。 だから、 自分のそれは一体どんなものなのか、 自分は周りの人々の中でどう言う “ポジション” が最も楽しく、生き易いのか、 自分にとっての一番の “自然体” とは何なのか、 それを自分で知っていると、 無理無く、毎日を楽しく生きられるんじゃないか。』 ・・・・・・・と、 そう言う事なのだろうと、僕は理解した。 要は、 『 自分の為に、自分で “自分” を良く知って居る事が、結局、自分を楽にするんだと思う。』 と、 【地味】 な性質を持つこの2人は、 口を揃えてそう述べていた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・僕は、 なるほどなぁ、と思った。 高校時代の同級生であるこの2人は、現在、35歳。 芸人になる今から約12年前までは、 2人ともそれぞれに優秀なサラリーマンだったと言う。 でも、 昔からその 【地味】 さは、何処で過ごして居ても、特に変わらなかったらしい。 むしろ、 【地味】 であると言う自分たちの持つこのスタイルで、 どうしたら日々を一番ラフに過ごせるかと言う事、 そして、あともう一つ大事なのは、 どうしたら、周りの人たちを不愉快にさせないか、常に周囲への心配りを忘れず相手の立場を考える事、 これさえ念頭に置いておけば、 毎日はいつも楽で楽しいと、2人は言っていた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・他人に、媚びる事も無く。 ・・・・・・・他人を、羨む事も無く。 ・・・・・・・他人に、阿 (おもね)る事も無く。 ・・・・・・・他人を、嫌う事も無く。 かと言って、 ・・・・・・・自分を、変に開き直る事も無く。 ・・・・・・・自分を、偽る事も無く。 ・・・・・・・自分を、押し付ける事も無く。 ・・・・・・・自分を、否定する事も無い。 「小木」 氏と 「矢作」 氏の組む仲良しメガネコンビ、『おぎやはぎ』 。 彼らの持つこのスタンスに、僕はすっかり魅了された。 そして、 何だか僕自身も、生きるのがとても楽になる様な気がした。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・良く、 ● 貴方は貴方のままで良いのです。 とか、 ● 貴方らしさを大切にしてください。 とか、 そんな事を頑張って主張している “処世術本” は数多く見掛けるが。 じゃあ、 「 “自分” って何なのよ?」 とか、 「 “自分らしさ” が解らないから困ってるのよ!」 とか、・・・・・・・ 僕には却って、 そんな悲鳴を上げている読者の姿が浮かんで来てしまう。 でも。 きっと、『おぎやはぎ』 の言うように、 まずは、 ● 自分はこの社会の中で、どう言った “性質” を持った人間なのか、それを客観的に自分で知る事。 ● そして、その自分を否定しない事。 ・・・・・・・これはラクでいいなぁ、 と、僕は感銘を受けたのだった。 そしてまた、 この本はまるで、 精神科医や心療内科医の書いたものみたいだなぁとも、僕は思った。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・そんな訳で。 この一冊を読んだ事に因り、 当然、 これまでに僕が抱いていた、『おぎやはぎ』 の印象は大きく変わり。 僕はもう一度改めて、彼らのコントDVDを観直したりした。 しかしやっぱり、・・・・・・・ その “ネタ自体” は面白いのか、それは依然謎のままだが ( 弱笑 ) 、 でも、 現在の僕の毎日は、 彼らの生き方のスタンスに、かなり救われている。 ・・・・・・・今年は、 『おぎやはぎ』 に出逢えて本当に良かったと、 この年末、僕は心の底から思う事だろう。 |
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これが例の著書、 【地味ですが何か?】 。 2人がずっと会話していくカタチで、 内容が解り易く綴られている。 どちらかと言うと僕は、 矢作氏の放つ言葉に数多くの刺激を受けた。 |
これは、 いわゆる “コント集” では無い彼らのDVD、 【おぎやはぎの人体実験】 。 これも本当に素晴らしい内容だったので、 僕は今度購入する予定でいる。 (僕は何度も考えさせられ、最後には泣いた。) |
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| 9月21日(木)A | |
えと、それで。 30日のライヴ出演者それぞれの “紹介文” を、 今回の企画者 ・ 後藤 勇さんが自らの手で書き、メールで送って下さったので、 それをこの場に掲載させて頂きたいと思います。 ( ※勿論、後藤さんご本人についての “紹介文” は、彼のお知り合い&友人の方が書かれた様です。※ ) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ● ムラノ カエ ( Vo ,EG )● 常に、あらゆる事に誠実であろうとする心が、誠実な歌を歌わせている。 そこに感じる青臭さや乳臭さをついつい避けてしまおうとする自分 ( = 後藤氏 ) がいるのだが、 彼女がひたむきに何かを届けようとしている姿を目の当たりにしている内に、 いつの間にか涙が溢れてきた。 まるで邪気の無いまなざしが、何人に対しても向けられている。 ロックンロールをぎゅっと抱きしめる肌のぬくもり。 ● 吉村 志保 ( Vo ,AG )● 凄まじく切れ味鋭いロックでありながら、誤解を恐れず云えば、 歌謡曲や浪花節のような取っ付き易さがある。 忽ちのうちに聴き手を沸騰させてしまう歌でありながら、 ひどい悲しみの果てに覚えてしまった諦めたような笑顔が見え隠れしている。 放り上げられた断片的なことばを拾い集め並べ替えて、彼女の感情を想像してみる事は出来ても、 頭にこびり付いたその声を剥がすことが出来ずにいる。 ● 後藤 勇 ( Vo ,contrabass )● 不屈な音楽探求心を語らうより、囁き内に納め小さな音の粒に乗せて外へと話すかの様に歌う。 ( e s ) コントラバスの、しかもNo - PA の弾き語り。 そこに違和感は全く無く、一つの優しい落ち着いた心、潔さを見せてくれました。 ( 石田 健 ( Optimist Market )) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・今回、このライヴで、 僕 ・ ムラノ カエは、 そのテーマを 『村野 加絵』 として居り、 ムラノの音楽人生の、「 過去 → 現在 → 未来 」 を表現します。 ( ガソリンズ ・ ナカニシ タカオ が、1曲共演してくれます。) また、 イベントの最後には、 上記3人の 『珍メンバー』 に寄る、魅惑のセッションを1曲お届けします。 ・・・・・・・是非当日、 お越し頂けると嬉しいです。 |
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| 9月21日(木)@ 【121】 | |
・・・・・・・そんな感じで、 現在の僕は、一人この 「多摩市」 にて日々を送る中、 『 “ナカニシ タカオ” とは、改めて一体、何なのだろう。』 『 「ガソリンズ」 とは、やっぱり、一体、何なのだろう。』 『 “友愛” ・ “親愛” ・ “敬愛” ・ “恋愛” ・ “情愛” とは一体、何なのだろう。』 等を考え、 で、じゃあ、 その上で、 僕 ・ “ムラノ カエ” は、一体 「何を」 一番大切にして生きて行きたいのか等、・・・・・・・ 新たに自己を見つめて居る毎日、なのですが。 ・・・・・・・しかしそんな中、 今日の夜、ようやく 『新曲』 が僕の中から産まれました。 これは本当に、大変、・・・・・・・嬉しい事です。 勿論、30日のソロライヴでは、この曲を初披露したいと想って居ます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 新曲のタイトルは、 『 多摩地区より、僕は。』 と、言います。 近日中にまた、その歌詞をこのHPの “SONGS” 欄に載せたいと思って居ます。 ( 本当に、至ってシンプルな歌詞なので、驚かれる方もいらっしゃるかも知れません。・・・・・・・) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− “プチひとりたび” から帰還したら、 この新曲を聴いて、 ナカニシもきっと、・・・・・・・喜んでくれる事だろうと思います。 |
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| 9月20日(水) 【122】 | |
何故、今僕は、 あの 「K町 ; Yさん宅」 へ戻りたいとは思わなくなって来たのだろうか、 と、自分で考えてみると。 ・・・・・・・そうか、結局は、 “あの場所” では、 現時点では、もう、 僕にとっての 『自由』 が無いからなのだな、と気付いた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 本来もともと、今年の春に、 僕があのお宅でお世話になろうと決めた、その理由は。 自分の 「病」 を治していく為に、3つの “修行” をさせて貰おうと言う目的があったからで。 その目的とは、 ● 見知らぬ場所 ・ 見知らぬ環境の中でも、 “他人” と共存 (共同生活) をしてゆく中で、自己の精神鍛錬をし、総合的な “社会復帰” を目指す。 ● ちゃんと食事を摂り、よく眠り、疲労したらゆっくり休むと言う、 人間としての “規則正しい生活” を健康的に送れる心身へと自己を戻してゆける様に、 取り敢えず、 寂しさ故に情緒不安定へとすぐ繋がってしまう 「一人暮らし」 と言う環境から、 「 “家庭” の安堵感」 の中に一度身を置き、 自身の生活リズムを安定したものへと徐々に正してゆく事を目指す。 ● 今後、“再婚” を望むのであれば、 「炊事 ・ 洗濯 ・ 掃除 ・ 買い物」 等の、各々の家事を、 あのご家庭の中で一から習っていき、 それらを教わりながら、もう一度、“花嫁訓練” をしていく。 ・・・・・・・と言うものが主だった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− で、・・・・・・・確かに。 今年の3月終わりから、8月終わりに掛けての丁度5ヶ月間、 僕は、( 此処 ・ 「多摩市」 との往復をしながらも、) 主に平日は 『Yさん宅』 で、言わば “ホームステイ” をさせて頂き。 お陰様で僕は、確実に今、かなりの急スピードで、 「病」 の完治へと向かいつつある。 何せ今年の始めくらいには、 僕はまだ、( 特に “一人” では、) TVは恐くて観られない、活字の理解も容易では無い、電車移動は出来ない、 何かショックな出来事が起こるとすぐ寝たきり状態が続く、 外出は苦手、飲酒をすればすぐ気持ちが落ち込む、常に寂しくて不眠や食欲不振が続くと言った、 そんな、 「 ギリギリな状態での、危うい “一人暮らし” 」 を何とか続けて居た状態だったので、 やはりあの、温かく大らかで、賑やかな 『Yさん宅』 や、 その周りを常に包んで居る、田舎ならではの人情味溢れる近所の方々との日常や、 産まれて初めて触れる、あの広大なる自然の美しさに身を委ねて時をゆったりと過ごすにあたって、 僕の心と身体は、新鮮で良い刺激を数多く受け、 そしてその中で、 『自分一人でも出来ること』 が、いつの間にか、どんどん増えていった。 ・・・・・・・まぁ恥ずかしながらも、 僕は幼い頃から、自分の実家とは折り合いがあまり良く無かったもので、 『Yさん宅』 の様な、のびのびとしたあの雰囲気は、 本当に、 “赤ちゃん状態” であったあの頃の僕を、自然に 「育て直して」 くれたのだと思う。 事実、 今年に入ってから、 僕の服用する数々の薬の種類や量は、どんどん減って来ている。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・しかし。 物事には何でも、“限界” と言うものが或ると言う事なのだろうか、 正直、今の僕は、( 本当に生意気ながらも、) あの、とても居心地の良い筈の 『Yさん宅』 の雰囲気が、・・・・・・・息苦しくなって来たのだ。 何故なら。 今月に入って、僕がこうしてまた此処 ・ 「多摩市」 で “一人暮らし” を再開してみたら。 自分でも驚いた事に、 また、自分で想像していた以上に、 『一人でも出来る事』 、『一人でやりたい事』 、『一人で挑戦したい事』 、 はたまた、 『一人だからこそ楽しめる事』 等が身の周りに沢山転がって居る事へ気付いてしまったからだ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− まずもう、かつてと絶対的に違うのは、僕の 『精神状態』 で。 今、僕は、 “一人暮らし” が、・・・・・・・楽しい。 寂しいとか、落ち込んでしまうとか、そう言う日の訪れた事がほとんど無い。 また、例えそんな気分の時が或っても、 もう僕は、 一人でも何処かへと自由に出掛け、 友人のライヴを観に行ったり、たまには外食してみたり、自転車での散歩をしてみたり、 本屋へ出向いて立ち読みをしたり、時には友人宅へお邪魔もしたりして、 「気晴らし」 や 「気分転換」 が自在に出来る様になった。 ( で、また、 室内の “掃除” や “洗濯” と言う作業も、 僕の精神安定を保つ上で、大きな効用をもたらしてくれる事実にも気付いた。) ・・・・・・・それから、何より、 僕は今少しずつ、“作曲” が出来るようになった。 つまり、 僕のココロの中から、また、 新しい “コトバ” や “ウタ” が、生命を持って産まれ出づる様になって来た。 ( この事実は、僕にとって、物凄く大きな事件である。) その為に僕は今、 『一人で居たいんだ、“作曲” をする時間と空間とが欲しいんだよ。』 と言うキモチが募るまでになって来た。 ・・・・・・・果たしてこれは、・・・・・・・ 僕にとっての、『ワガママ勝手』 な行動なのだろうか。・・・・・・・?? −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 正直、 「K町」 に居れば、 そりゃあ確かに、僕は “楽チン” な立場では居られる。 日々、ホントに何もせず、 ただ、“おねえちゃん” の作ってくれた料理を頂き、綺麗に洗濯された服を着て、 ゴロゴロと、「居候」 して居れば良い身であるからだ。 ・・・・・・・で、確かに以前ならば、 僕の心身にとって、その様な、 『ココロから安堵した環境の中で、日々、ゴロゴロして居る事それこそが、 この 「病」 を治療してゆくにあたって、とても重要である』 時期も或った。 でも。 今はもう、・・・・・・・違うのだと思う。 僕は今、決して、“楽チン” や、“ゴロゴロ生活” を望み、欲して居る訳では無く。 出来れば早く、 人並みに外へ出て働き、この身を以て稼ぎを得られる生活へと戻りたいのだ。 ・・・・・・・要は、「自立」 がしたい、 と言う事なのだろうか。 そう、 本当の 「自立」 を目指すには、 もう僕にとっては、 あの 『Yさん宅』 の環境には “限界” があり、 ある意味僕は、あの場所に於いては、 『不自由さ』 をも感じるのだ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・僕は。 今夜、 上記の内容を、長男氏 ・ “ぐっちゃん” へと、電話で正直に伝えた。 そして、 もしかしたら僕はもう、 今後、「K町」 での生活を欲する事が無いかも知れない、とも告げた。 “ぐっちゃん” は、・・・・・・・こう言った。 『 ・・・・・・・なるほど。・・・・・・・・・ そうか、今、加絵はそんな気持ちなのか。 確かにウチんちでは、 オレを始め、家族みんながお前に対して何やかやと手を貸し世話を焼くもんだから、 もう、今の加絵にとっては、 それが、鬱陶しくなって来たのかも知れないな。・・・・・・・ でもそれは、 加絵の病気が本当に良くなって来てるって事だと、オレは思うよ。 他人に頼らず、自分で自由にやりたい事が増えて来たんだもんな。 ・・・・・・・解った、 また、暫く加絵のココロの動きの様子を、オレはそっと診てるよ。 だから加絵、今は存分に、 お前の大切な、 あのバンド仲間や友人達の沢山居る東京の街で、今、やりたい事をやれよ。』 。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− どちらにせよ、僕は。 年内には、この街での 「運転免許取得通学」 を開始しようと思って居たので、 遅かれ早かれ、今年の秋からは、 嫌が応でも、 暫くの “一人暮らし生活” をせねばとは、・・・・・・・今年の夏くらいから考えては居たが。 ・・・・・・・でも、 現在の僕の正直な心情からすると、 「K町」 での “ホームステイ生活” は、もう不必要なのかなと、 そんな気がして居る。・・・・・・・ |
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| 9月19日(火) 【123】 | |
ナカニシ タカオが、 今現在、この 『東京』 に居ない。 彼は今、旅先の島で、日々を一人どう過ごして居るのだろうか。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・ちゃんと、食事は摂っているのかな。 ・・・・・・・ちゃんと、あの “マイテント” の中で、ぐっすりと良く眠れて居るのかな。 ・・・・・・・ちゃんと、何か楽しい事 ・ 面白い事を見付けて、快適な時間を過ごせて居るのかな。 考えてみると、 僕は、彼と初めて知り合ったあの9年2ヶ月前から、 ほとんど一日足りとも、 『 ナカニシは今、何処でどうしているのだろうか?』 なんて事を想った事が無かった。 何故ならそれは、 僕らは出逢ってからずっとお互いに、 毎日毎日、何らかのカタチで必ず連絡を取り合って居たし、 またその内数年間は、生活を共にした時期も或ったのだから、 そんな疑問や心配や願い等は、・・・・・・・ココロに浮かんだ事も無かったのだ。 つまりそれ位もう、 彼と言う人物は、僕にとってはもうあまりにも身近過ぎ、親近過ぎて、 何だかもう、僕自身の心身の一部となって居る様な気すらする。 僕とナカニシとのこの関係を、 不思議がる人も居れば、 羨む人も居れば、 理解に苦しむ人も居る。 しかし、 『音楽を演る人間』 に対して割と寛容な見解を持つ人からしてみれば、 僕らのこの、ある意味 “特殊な” スタンスに対して、 特に何も不思議がらないような傾向は或るのかも知れない。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− で。 最近僕はこう考えて居るのだ、 『 “ナカニシ タカオ” って、僕にとって、一体、何 ( 誰 ) なんだろう。』 ・・・・・・・と。 今、素直に僕が言えるのは、 僕にとって、ある意味最も “信頼” の置ける人物であり、 僕にとって、ある意味最も “センス ・ 肌 ・ 価値観” の合う人物であり、 僕にとって、ある意味最も “依存” して居る人物である。 ・・・・・・・ならば。 ( ここで論点が一気にブッ飛んでしまうのだが、) じゃあ、 “愛情” って、 一体、 何・・・・・・・??? ※おことわり。※ 僕 ・ ムラノ カエの 『アタマの病気』 とやらは、 現在もう、かなり治って来て居ます是。 ・・・・・・・いや、コレはホント、まぢで (苦笑) 。 |
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| 9月18日(月) 【124】 | |
今夜、 僕とヤチ、そしてあの 「K町 ; Yさん宅」 の長男氏 ・ “ぐっちゃん” の3人は、 東京は池袋の町に居た。 ( ↑・・・・・・・これは、「夢」 では無く、「現実」 の話です ( 笑 )。 この3人で何処かへ出掛けるなんて、本当に珍しいシチュエーションだと言えるだろう。) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実は、“ぐっちゃん” は。 今年の夏の、 あの、ヤチ&ナカニシ主催イベント ・ 『 ’06 多摩 RIVER FESTIVAL 』 の “参加者” だった。 「人前で、弾き語りする」 などと言う事を今までに体験した事の無かった彼に対して、 僕が、 『 かえちんと一緒に “一夜限りのユニット” を組んで、出演してみようよ!』 と誘ったのがきっかけとなって、 この 『東京』 から遠く離れた町 ・ 「K町」 に住む “ぐっちゃん” は、 あの、多摩川河川敷にて行われたイベントの為に、その数週間前から練習を重ね、 そして当日、其処で僕と共に2曲を歌った。 ・・・・・・・そして、その際に僕は彼を、 ヤチや、悪友 ・ あや、そしてあの “フタゴジラ一家 ” 始め、 僕の友人たち皆に対して、『初紹介』 したのだった。 そしたら。 意外な事に (?)、 音楽的趣向等が予想以上に合ったと言う事もあり、・・・・・・・ “ぐっちゃん” とヤチとが其処で親しくなった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・で、( 話は少し飛ぶが、) 今から約10日前。 僕はヤチから、 『 今度、9月18日、 池袋に或る “手刀 (チョップ)” と言うライヴハウスに、 戸川純がライヴ演りに来るんだけど、 良かったら一緒に観に行かないか?』 と言う誘いを受けた。 僕自身は正直、特に彼女のファン等では無いのだが、 都内のそんなに身近なハコでライヴがあるのなら、 折角の機会なのだから是非一度は彼女を生で観てみたいと思い、 「あぁ、有難う!・・・・・・・是非、連れて行って欲しいな。」 と、応えた。 で、その時ヤチは、 チケットは3枚まで予約出来る筈だから、ホントは 『三多摩!』 メンバー全員で行けたら良いんだけど、 何せその日、ナカニシは “たび” に出ている最中だろうから、 じゃあ当日は、オレとかえちんの2人だけで行こうかと言ったのだが。 ・・・・・・・僕はその時、 そう言えば、“ぐっちゃん” が、 確か、エラく戸川純好きだったなぁと言う事を思い出し、 ( まぁ果たして彼が、あんなに遠い 「K町」 から東京の池袋まで来たがるだろうか?とは少し思ったのだが、) 一応、 彼の事をも誘ってみたのだ。 すると彼は、 『 行く!行く! 行きたい!!』 と即答して来たので、・・・・・・・ ・・・・・・・それで今日はこうして、 僕ら “珍メンバー” 3人は、 この街に集合したと言う訳だ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 僕ら3人は今日この街で、 早めに待ち合わせをし、 ヤチお勧めのラーメン屋でラーメンとビールを嗜み、 ライヴ開演時間まではカラオケ屋へと入って其処で “熱唱” し ( 笑 ) 、 そして、 午後20時半頃、戸川純のライヴを観た。 ・・・・・・・『戸川純マニア』 のヤチ& “ぐっちゃん” は、 「彼女のあの懐かしい曲を生で聴けて良かった」 とか、 「やっぱり今日、彼女のライヴを久々に観られて良かった」 等と、 ライヴ終演後も、2人で大興奮していた。 ( そんな2人の後ろについて歩きながら、 僕は、 そう言えば僕が “ぐっちゃん” と顔を合わせるのは、 約20日振りになるのか、 そうだよなぁ、 今月に入って以来、僕は一度もあの 『Yさん宅』 へと行っていないもんなぁと、 ・・・・・・・そんな事を、一人で思っていた。) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− “ぐっちゃん” は、何せ自宅が遠いもので、 その後21時過ぎに、僕らと別れて一人、 あの 「K町」 へと電車で戻って行ったが。 何せ 「呑んべえ」 である僕とヤチは ( 苦笑 ) 、 当然、終電を迎えるまでの時間を、池袋のとある居酒屋にて呑み過ごす事にした。 店へ入り、焼き鳥やその他ツマミを注文し、 そして、運ばれて来た生ビールを煽りながら、 ・・・・・・・ナカニシタカオは、無事、“旅先” へと到着しただろうか、 無事に一人で、あの “マイテント” も張れただろうかと、 ヤチはそう言った。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 僕らが呑んだその居酒屋の名は、 『玉金 (たまきん) 』 と言った。 ・・・・・・・その店の若い店長は、 僕らが、 “金多摩ロッカーズ!” と言う名のバンドを演っている事を知ると、 大笑いして喜んでくれ。 また、オーナーらしき親父さんは、 この店の名の由来は、勿論オレのタマキンがデカいからだよ、じゃあちょっと見せてやるよ、ホラ、 おっと間違えた、このデカいのはオレの “脱腸” だったと大声で陽気に言い、 店の客たちから笑いを取って居た。 でも、実際、 その店で出される料理の全ては値段も安く、またとても美味しいし、 店内の雰囲気もとても温かく居心地が良かったので、 僕もヤチも、大変、この店を気に入り、 『 ナカニシが無事に “旅” から帰って来たら、この店で祝賀会をやろう!』 ・・・・・・・と言う事で、意見が一致した。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 一方。 3日前から、僕が心の中で抱えているあの 「モヤモヤな気持ち」 は、 今日もやはり僕の中で渦巻いて居た。 ・・・・・・・で、 僕は今日、たまたま久々に、あの “ぐっちゃん” と顔を合わせてしまったものだから、 その 「モヤモヤ」 は、とある変なカタチでますます膨らんだ気がする。 『 今月一杯は、僕はこの 「東京」 にずっと居て、“一人暮らし” をしよう。』 と、先日決めた僕だったが、 今日僕は、何となく、 『 もしかしたら、 来月になっても、再来月になっても、僕はもう、あの 「K町」 には行きたくなくなるのでは無いか。』 ・・・・・・・と言う気がした。 |
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| 9月17日(日) 【125】 | |
・・・・・・・台風13号、九州地方に上陸の為、 その “出航” は危ぶまれていたのだが。 今夜22時50分、 僕の携帯に、ナカニシからこうメールが入った、 『 ・・・・・・・何とか今夜、船は出るみたいです!! では、行って参ります!!』 。 ・・・・・・・ナカニシタカオは、 遂に今夜、 “プチひとりたび” へ向けて、出発した。 行ってらっしゃい、 どうか良き 「旅」 と成ります様に。・・・・・・・ 私 ・ ムラノ カエは、 此処 ・ 『東京』 にて約一週間、 ・・・・・・・しっかり、貴方の留守を護って居ります。 |
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| 9月16日(土) 【126】 | |
ソロライヴの日が近付いて来たので、 僕は今日の夕方、 いつもお世話になっている、『調布PARCO』 内に或る楽器屋へと電車で出向き、 其処で、友人にギターのメンテナンスをして貰い。 ・・・・・・・で、その後、 ふと何だか人恋しくなったもので、 僕はこの町に住む、あの悪友 ・ “おーはら&あや” 夫妻の家へと、 突如だったが、ギターを背負ったまま遊びに寄らせて貰った。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− あやは、もう、妊娠7ヶ月を迎え。 そのお腹は、段々とぽんぽこりんになって来た。 出産予定は来年の正月で。 産まれて来るのは男児である事がもう解っている。 「 加絵ちゃん、いらっしゃい〜〜♪」 。 のんびりと優しい彼女は、いつも、 (僕やナカニシが今日の様に突然に家を訪問しても、) 温かい手料理で迎えてくれる。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・この日、僕はほとんど飲酒をしなかったが。 ( と言うのは、 昨夜自宅でナカニシと共に少し呑み過ぎてしまい (苦笑)、今日は二日酔い気味だったからだ。) おーはらと共に、少し改まった話をした。 その内容は、 昨日の夜から、僕自身の中で、・・・・・・・ “ちょっと気になっている” 事柄で。 僕は彼に対して、正直にとある事を打ち明けた、 「 実は今さ、私、こんな事が解らなくて、こんな事を悩み考えて居るのだけれど、 ・・・・・・・おーはらは、どう思う??」 と。 すると彼はこう言った、 「 あぁ、・・・・・・・そうなのか。 その点についてはね、 実はオレもさ、・・・・・・・ちょっとこう、・・・・・・・ 何だろう、ここ1年間くらい、・・・・・・・不思議と言うか、 何かこう、スッキリしないモノを抱えて居てね。・・・・・・・」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・この、おーはらと言う男性は、 ナカニシにとっては勿論、 僕にとっても、 ・・・・・・・『無二の親友』 である。 ナカニシはもう、高校時代から彼と親しかったのはともかく、 僕自身と彼も、もう、付き合いを始めてから9年を過ぎた。 『ガソリンズ』 を起ち上げるその前には、僕らは共にバンドもやっていたのだから、 「おーはら しんのすけ」 と言うこの男性は、 この、 「ムラノ カエ」 と言う人間を、ここ約10年の間、 最も “近い位置” で視てくれていた人物の一人であると言える。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・僕は、 今夜はまだそんなに、 彼と共に、その “深い話” を追究し掘り下げて行く程までの心の準備や余裕が無かったので、 『 ・・・・・・・悪いんだけど、 おーはら、・・・・・・・ 一週間後にもう一度、私と会って、この件について話をさせて貰えないだろうか?』 と、 彼へ対して依頼した。 有り難い事に、僕のその申し出に対して、 彼は快諾してくれた。 |
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| 9月15日(金) 【127】 | |
・・・・・・・今夜、 仕事を終えたナカニシが、僕の自宅へと寄ってくれた。 今月30日に控えた、『ムラノ カエ ・ ソロライヴ』 についての打ち合わせ (相談?) の為である。 正直、今現在、 僕の “ソロライヴ準備” は、・・・・・・・難航状態にあり。 僕が 「やりたい事」 や、「望むイメージ」 は脳味噌の中に明確に在るのだけれども、 では、じゃあいざ当日のライヴで、 何をどのように、 どの曲をどの位置に等、それらを “具体的に” 考えようとすると、・・・・・・・ その途端、 急に自分でも何だかワケが解らなくなってしまい、 結果、何度も 「練り直し」 に 「練り直し」 を重ね、 ・・・・・・・挙げ句の果てには、結局、“振り出し” に戻ってしまうのだ。・・・・・・・ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「 一週間、仕事お疲れぃぃ〜〜、ナカニシさんっっ。 ・・・・・・・済まないね、わざわざ来て貰っちゃって。 でもホント助かったよ、 どうもまだ今一つね、・・・・・・・“ライヴ構成” に煮詰まっちゃってるモンだから。・・・・・・・ 当日のテーマはさ、勿論 『村野 加絵』 なんだけれど、 もう一つこう、・・・・・・・何となく、ライヴ全体の流れとか、選曲 ・ 曲順の決定とかに戸惑いがあって。 何かどうも、・・・・・・・スッキリと洗練されないと言うか、・・・・・・・そんな状態が続いててね。 ・・・・・・・今夜は是非、助言を頂ければ、有り難いです (笑) 。」 そう、僕がナカニシへ言うと。 「 いえいえ、・・・・・・・まぁ、お気になさらず (笑) 。 今回のキミのライヴには、オレも一曲、何かを “共演” させて頂けるみたいなので、 こちらとしてもそれは、喜んでお受けしたいと思ってますから (笑) 。」 と、彼は早速、買って来たビールを開けて、呑み始めた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・今回の、僕のこの “ソロライヴ” で、 ナカニシに対して、 「1曲、“共演” をお願いしたい。」 と申し出たのは、勿論、僕の方からだった。 ( それは、今から1週間ほど前の事だったように記憶している。) そして何故、僕の中でその様な発想が生まれたのかと言うと、 今回、『村野 加絵』 をテーマとして “自己表現” をするにあたって、 やはりこの、 “ナカニシ タカオ” と言う人物の存在は、パートナーとして欠かせないと、僕自身が直感的に思ったからだった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・そして今夜、ナカニシは。 約3時間に渡って、 僕の話を聞き、曲を聴き、造り掛けの “SE” を聴き、ライヴのイメージを想像し、・・・・・・・ 僕が今、当日の準備へ向けて、 一体、「何」 に戸惑い、「何」 に困り、「何」 に立ち止まっているのかをとても深く理解してくれ、 その上で、 その鋭敏なる洞察力と冴えた勘、その柔軟且つシンプルなセンスで、 見事に僕の脳の中身を整理し、 “ライヴ造り” に於いての重要なアドバイスを投げ掛け、僕に一本の明るい筋道を与えてくれたのだった。 ・・・・・・・僕は感嘆のあまり、思わず彼へこう言った、 「 ・・・・・・・あぁ、ありがとうナカニシさん(涙)ーーー!!! やっぱすげーーなーーー、 お陰様で、これでもう、 今回 “ムラノ カエ” の表現したい “村野 加絵” が、バッチリ掴めたよーーー!!! ・・・・・・・あーーー、 流石だね。 ・・・・・・・本当に、有難う。」 。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 先日9月9日の日記へ書いたように、 ナカニシは、 明後日から約一週間、“プチひとりたび” へと出掛ける。 その一週間のあいだに、 僕はしっかり、このライヴへ向けての準備を固め、個人練習に徹しようと思った。 そして、ナカニシが旅から帰って来たら、 その時、一緒にスタジオに入ろうと、僕らは約束した。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「 ・・・・・・・うんうん、良かったね (笑)、 これでオレ自身もさぁ、 ムラノのライヴ当日に、 自分がどんな立場 ・ ポジションで “共演” すれば良いのかが、・・・・・・・視えて来たよ。 ・・・・・・・じゃあ、 オレは明日一日を、“旅” へ向けての準備に徹するんで (笑)、 ムラノも、ライヴ準備、頑張ってね。」 ・・・・・・・ナカニシは今夜、 そう言って、僕の自宅を後にした。 僕がこの人物 ・ “中西 隆雄” と初めて出逢ってから、約9年2ヶ月が経つのだが。 ・・・・・・・色々な意味で、 『村野 加絵』 と言うこの人間を、 こんなに “理解” してくれ得る人間は他に居るのだろうかと、・・・・・・・ 自宅玄関先で彼を見送りながら、この時僕は、・・・・・・・ふと思った。 ( ・・・・・・・しかし。 この、ふとした僕の “想い” が、 明日からその後に掛けて、とある、少し 「難しい」 思考回路へと進んで行く事は、 この時の僕には、予想すらつく筈が無かった。) |
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| 9月14日(木) 【128】 | |
今日の日中、 僕は久し振りに、主治医 ・ 加瀬先生の元を訪れた。 4日前の月曜日深夜に、 僕があの、“とある人物” からに寄る、突如なる気まぐれでヒステリックな 「攻撃」 に対して、 一人でも割と落ち着き払って 「平静な状態」 の保てた事実を、 先生は苦笑しながら受け留めてくれ、 『 あの方も、・・・・・・・ まぁ正直、僕からして観ても、なかなか理解のし難い、付き合うのに難しい質を持った人なんだよねぇ。』 と、そう言った。 でも、 僕がもう今は、その人との “上手な接し方” がいい加減解ったのだと応えると、 先生は少し安堵してくれ、 しかしその上で、『 でもあまり、“無理” はしないようにね。』 と、やはり僕へと釘を刺した。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・そして。 最近の僕の心情としては、 以前に比べてどうも、 「加瀬先生」 に逐一、身の周りの出来事等を話したり相談したりする事へ抵抗感をも生じて来て、 生意気な様だが、正直、先生の処へと通うのが億劫な事も或ると僕が打ち明けると。 先生は、カルテへペンを走らせるその手を不意に止めて、 僕の方を改めて向き、ほころんだ表情を見せたのだった。 そして一言、 『 おっっ・・・・・・・、イイ感じじゃない (笑) ?? コレは、・・・・・・・、なかなか、“治りのペース” がイイかも。』 と言った。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 先生は、 今月アタマから、僕が、 あの 『茨城小旅行』 を始め、新宿や渋谷の街へも割と普通に出掛けられる様になって来た事や、 あと、 “自分自身を常に客観的に見つめ、己の言動や行動、感情表現を判断し、時には制御をもし得る力” や、 “他人と付き合っていく際に、 自分が苦しまないで済む 「程度」 を自然に自身でコントロールして、距離感を理解出来る力” 等、・・・・・・・ ・・・・・・・僕の中で、 これまでに死んでしまっていた、あるいは狂ってしまっていた、 数々の 『能力』 が今現在、確実に育って来ている事実を、 とても喜んで下さって居た。 そしてまた、 今月一杯は、僕にとって、この 「東京」 でやりたい事が沢山或るので、 あの町 ・ 「K町」 には行かないつもりだと言う僕の決断に対しても、快く賛同してくれた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・今はとにかく、 貴女の 『やりたいこと』 を、好きなだけ存分にやれば良いと、それが大切な時期なのだと、 先生はそう言って、今日の診断を締め括 (くく) った。 僕は今夜、一応、 心配してくれて居るだろう、あの 『Yさん宅』 一家に対してメールを打ち、 今日のこの “診断内容” を、かいつまんで報告した。 |
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| 9月13日(水) 【129】 | |
日々、 『変わり映え』 のしない “日常” が流れてゆく。 今日も、肌寒い様な蒸し暑い様な、時折小雨の降る秋の曇天が続く。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 僕は毎日、この多摩市の部屋で、 大抵、午前11時半頃に目覚める。 カーテンを開け、PCを起ち上げ、トイレへ行き、洗顔をする。 それから冷蔵庫を開けて、 買い置きしておいたお弁当やパスタ等を、レンジで温めて頂き、食後にはきっちりと薬を服む。 食器を洗い、ゴミ出しをしに外へ出て、郵便物の確認をする。 それから、 こうして此処へ日記を丹念に綴ったり、ソロライヴへの準備をしたり、読書を嗜んだりする。 ・・・・・・・夕方、気が向けば、 外出用のTシャツへ着替えて自転車に乗り、 お笑いのDVDを借りにレンタルビデオ屋へ出掛けたり、 駅に或る本屋まで行ってみたりする。 特に外出する気分にならない場合は、 洗濯機を回したり、トイレやお風呂の掃除をしたりする。 そうして、午後17時頃、 疲労を感じた場合は、それから少しだけ仮眠を取る。 大抵、夜20時頃に晩ご飯を摂って、それからシャワーを浴びる。 その後、夜には好きなTV番組を眺めたり、DVDを観たりして一人で笑う。 ・・・・・・・笑うと、それだけで楽しい気分になる。 そして大体、24時〜25時くらいに眠剤を服んで、就寝。 僕の現在の毎日は、・・・・・・・こんな感じで進んで居る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 丸一日、 誰からも、電話もメールの1つも全く来ない事もある。 丸一日、 誰ひとりとも、顔を合わせず、全く会話のない事もある。 ・・・・・・・でも。 僕は今、そんなこの毎日を、「寂しい」 と感じたり、「虚しい」 と思ったりすることは、皆無だ。 何故なら。 僕は今、 “当たり前の事” を、“当たり前” に出来る様になって来たこの自身の心身が、とても嬉しいからで。 「病の完治」 の来るその時を夢見ながら、 日々、ギターを触ったり曲を創ったり出来るこの生活を楽しめる自分が、とても快いからだ。 ・・・・・・・そしてまた、 ( いわゆる “病人” などでは無くても、) 僕の友人たちは皆、 一人一人、それぞれに事情のある中、 絶望や苦悩や苛立ちを孤独に抱えつつも、 厳しく重いこの “毎日” と言う現実を、 共に懸命に生きている事実が確実に存在している事を僕は知っているからだ。 僕は夕方になると毎日こう思う、 “みんな、今日も1日、お仕事、本当にお疲れ様でした。” ・・・・・・・と。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・日々、 一見、 『変わり映え』 のしないように見える “日常” が続いてゆく。 今日も、肌寒い様な蒸し暑い様な、時折小雨の降る秋の曇天日和だった。 でも、 僕は今、この 「毎日の積み重ね」 が、・・・・・・・楽しい。 これは決して、「毎日の繰り返し」 では無い事が、もう、僕には解る。 ・・・・・・・僕が “独身” に戻ってから、今日で丸一年が経った。 今週末は、世間ではいわゆる “三連休” だ、 僕は、誰を誘って呑みに行こうかな。・・・・・・・ |
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| 9月12日(火) 【130】 | |
・・・・・・・とは言え。 当然今日一日、僕の気分は優れず。 昨日のあの相手と、カタチだけの 『和解』 は出来た訳だけれども、 それは僕にしてみれば、とても “不本意” な折り合いの付け方だったもので。 僕は今日、一人、部屋の中でTVを観たりPCを眺めたりして何とか気分を紛らわそうと努めたのだが、 やはり時折、 遣り場所の無い悔し涙が滲み出て来て仕方が無かった。 ( ・・・・・・・誰かに愚痴を聞いて貰いたくても、相談してみたくても、 今回の内容からしてみると、それはちょっと難しかった。) ●僕は 『女性』 であり、 ●現在、『32歳』 であり、 ●そして、かつて一度、 『結婚生活』 を体験した事が或り、 ●今はまだ、訳の解らない “病” を治療中の身である為、結果、『無職』 である。 ●けれど、『オンガク好き』 だけは、未だ狂った様に宣 (のたま)って居る。 ・・・・・・・この現実全てを、 「社会的立場から視て、総合的に貴女は、“負け組” である。」 と判を押す価値観の人間に対して、 あくまでも笑顔で、本当に素直に謝罪してみせ、 『 はい。まさしく、その通りで・・・・・・・。申し訳ありませんでした。 これからは、頑張ります。』 と、大人しく頭を下げる事は、 正直、やっぱり、・・・・・・・辛かった。 ( でも、良く考えてみれば、 上記の内容は、紛れも無い今の僕の “真実の状態” なのだから、 事実そう指摘されても、決して僕はその相手に対して、文句など言えはしないのだ。) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 僕は今日、 ソロライヴ準備も全く出来なかったし、また、飲酒する気にもなれなかった。 ・・・・・・・ただ、 心身の健康だけは保ちたいので、食事だけはちゃんと摂る事を心掛け。 そして、 自分で、自分自身の精神を 「堕とさない」 ように、少し外出もしてみたりして、 嫌な事はなるべく早いうちに忘れてしまおうと努めた。 あとは、 『 きっと誰にでもみんな、こんな、“嫌な日” ・ “苦しい日” は或るのだろう。 僕だけでは無いのだ。』 と言う考え方を持とうとすれば、少しは気が楽になる事も解った。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・そして、また。 かつてなら、僕にとっての “駆け込み寺” 的存在であった、あの主治医 ・ 「加瀬先生」 の処へすらも、 今日僕は、どんなに辛くても、 敢えて行きたくは無いとも思ったのだった。 『 僕の病はもう、治って来て居るのだから、 自分の事は、なるべく自分でコントロールして生活したい。 “お医者さん” なんて、僕には要らない。 僕はもう、“病人” では無いのだから。』 ・・・・・・・今の僕には、 そんな気持ち (意地?) さえ、芽生えて来ているのだ。 |
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| 9月11日(月) 【131】 | |
・・・・・・・今日の深夜、 とある人物から突然僕宛てに、突拍子も無い内容の電話が入り。 正直、 僕はその話題の中身に、一時、大きなショックと混乱とに陥ったのだが。 でも、何とかその場で自身を宥 (なだ) め落ち着けて、 興奮し過ぎたり、喧嘩になったりする事無く、 その人物と、『和解』 する事が出来た。 この人物との、こう言った 『突然の衝突』 は、 もうここ10年間くらい繰り返し発生するもので、特に珍しい出来事では無かったので。 ・・・・・・・僕にしてみれば、ある意味、 「 またかよ。・・・・・・・」 と言う、半分うんざりした類の件だった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ただ。 以前の僕ならば、その相手に向かって、真っ向と “対抗 ・ 反発” していたので、 結果、 その後何時になっても、『和解』 などし合えた試しが無かったのだが。 今回の場合、こうして、180℃全く違った終結を迎える事が出来たのは、・・・・・・・ 多分それは、 僕自身がもう、完全にその人の 「性質」 や 「性癖」 を客観的に理解してしまい、 お互いにヒートアップした罵り合いや、言葉尻の揚げ足取りや、 その根本に或る歪んだ “愛情” の求め合いをしていても永遠に埒が開かない事を悟ってしまい、 ・・・・・・・なので、良くも悪くも、 今後はおそらく相手もそんなにはもう長生きはしないんだろうな、 ならば、 どうせ 「血」 とやらが繋がっている相手なのだから苛立たせずに逝かせてあげればそれで済む話じゃないかと、 そんな、一種恐ろしくも或るような、 そこまでの “醒めた気持ち” が芽生えてしまったからなのだと思われる。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・僕の “病” が酷い頃、 僕は、 この人物との関わり合いにも、異様な苦痛と心労と恐怖とを抱き、時折それが原因でブッ倒れたりもしていた。 でも。 (今日も確かに疲れはしたけれど、) 僕はもう、 その所為で 「倒れる」 なんて程までにも、 一々、その人の個人的意見や感情等には流されなくなり、 完全に、其処から自己の心身を “スルー” 出来る様にまでなってしまった。 ・・・・・・・僕の “心の病” とやらは、 これってかなり良くなって来てるんじゃないのかと、 今夜、僕は自分で、・・・・・・・そう思った。 |
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| 9月10日(日) 【132】 | |
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今夜、 僕とナカニシの2人は、 渋谷は円山町に或るライヴハウス ・ “Asia - P” へと出掛けた。 昔からの友人バンド ・ 『ミルクぼうや』 が、 先日、初のCD全国発売を果たしたので、 その “レコ発イベント” が其処で行われた為だ。 対バンとしては、あの朋友バンド ・ 『CLARABELL』 も出演し、 ホール内は数年振りに顔を合わせる友人たちで溢れ、 僕もナカニシもみんなと踊りまくり、大変懐かしく賑やかな夜を楽しんだ。 (僕は 『CLARABELL』 ライヴの最中、 隙を見計らって彼らのステージ上へと “乱入” し、 其処で一発、でんぐり返しをしたりしてはしゃいだ (苦笑) 。・・・・・・・) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「 あ〜、かえちん久し振りだねぇ〜〜、今日は来てくれてありがとね。 で、どお??・・・・・・・最近、“病気” の方は??」 「 あーー、今回はレコ発おめでとうね!! いや、永い事心配掛けて来たけれど、お陰様で、病気はかなり治って来たんだよ (笑)。」 「 あーーーっっ!!!超久し振りじゃん、 『三多摩 (みたま) ロッカーズ!』 の、かえちんぢゃん (笑)!!」 「 ・・・・・・・おーー、ホント久し振りだなぁ、何年振りだろね?? いや、アレは “みたま” と読むんぢゃねぇよ (笑) 、“さんたま” と読むんだよ (笑)。」 「 かえちん、あたしさぁ、あの後結局、自分のバンド辞めちゃったんだけどさぁ。・・・・・・・ でも、 トランペットだけは、一生吹き続けて行こうって決めたんだぁ。 ・・・・・・・私、おばあちゃんになっても、ずっと吹き続けるよ (笑)!! ・・・・・・・お互い頑張ろうね!!」 「 おお、そうかぁ、・・・・・・・それは素晴らしいなぁ!! うんうん、私も一生、ロックンロール演り続けて行くよ (笑)!! 頑張ろうなっっ!!」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 『ミルクぼうや』 もそうだが、勿論 『CLARABELL』 も、 もうホントに、 僕ら 『ガソリンズ』 とは、永く懇意にして貰っているバンドだ。 ・・・・・・・僕らの “距離感” は、常に 「付かず離れず」 なモノだが、 それでも、『ガソリンズ (や、『ムラノ カエ』 個人)』 に何かが起こった際には、 こちらが求めて彼らのドアを叩きさえすれば、 彼らは何時でも親身になって、自分の見解を厳しく述べてくれる。 かと言って、 僕ら相互のスタンスは、決して “ウェット” では無い。 良い意味で、ベースとしては “ドライ” 気味であるこの関係が、お互いに丁度良いのだろうと思われる。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・今夜、このイベント後、 ナカニシと共に、多摩地区へと戻る際。 僕は思わず、ナカニシにこう漏らした。 『 クララもミルクも、よくまぁ、・・・・・・・ 私の “病” が最も酷いあの数年前から、 ( 良い意味で、) 懲りずに今も変わらず、ウチらとの付き合いを続けてくれてるよなぁ・・・・・・・。』 ナカニシは、特にそれには応えなかった。 僕は更に続けて、こう呟いた。 『 ・・・・・・・で、あっちゃんは、・・・・・・・今後、どうすんのかなぁ。・・・・・・・』 ナカニシは、それに対してもやはり何も応えなかったが。 先日の日記へ書いたように、 『 サカモトアツシが自ら決断したものであるならば、それは、結論が “脱退” であろうが、仕方が無い。』 と僕へ対して言って来た彼では或るけれども、 ・・・・・・・でもおそらく、 “今後の 『ガソリンズ』 ” については、 彼もやっぱり今、何かを迷い、考え、 立ち止まり、揺れ動く気持ちを抱えて居るのだろうなと言う事は、 何となくだが、・・・・・・・僕にも伝わって来た。 |
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| 9月9日(土) 【133】 | |
・・・・・・・そして ( 昨日の日記の続き) 。 僕ら 『三多摩!』 メンバー3人は、 今日の午後に僕の自宅で目覚めた後、 ナカニシの車に乗って、まず、多摩市に或る “BOOK - OFF” のスポーツ用具売り場へと出掛け。 其処でナカニシは、 『とあるモノ』 を、中古で購入した。 (2600円だった。) ・・・・・・・それから、 僕らはまた車に乗り、次に今度は、僕の自宅近所に或る広い公園へと出向いた。 (この公園と言うのは、 かつてから毎週日曜日に、ナカニシと、あの悪友 ・ おーはらとがサッカーをチームで嗜んでいる場所である。) さて、 一体ナカニシは今日、何を、何の為に、“買い物” したのでしょう・・・・・・・?? |
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此処が、僕の自宅から自転車で20分ほどの場所に或る、 “諏訪南公園” と言う名の、広い公園。 サッカーも勿論出来るし、別途、野球の出来るスペースをも兼備。 アスレチックや遊歩道もあるので、 家族ぐるみで遊びに来ている人々の姿も観られた。 ・・・・・・・そして、今日の夕方、『三多摩!』 リズム隊2人は、此処で “とある事” を始めた。 |
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これが、さっきナカニシの購入したモノ。 一体、・・・・・・・何でしょうか。 実は僕も、「実物」 を見るのは始めてで。 ここから何がどう始まるのか、 僕はただ、“静観” に徹する事にした。 |
袋から中身を取り出してみる。 ビニールで出来た大きなシートや、 釣り竿のようなモノ、 三脚のようなモノが次々と出て来た。 ナカニシ自身も、扱いに戸惑っている(笑)。 |
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「え〜、何コレ、どーやれば良いんだ??」。 ナカニシ、困惑気味。 どうやらコレは、何かを “造る” 道具らしい。 実はヤチは、その “造り方” を知っている。 でも取り敢えずナカニシ本人にやらせようと、 やはり彼も、 “静観視” に徹している。 |
・・・・・・・ナカニシ、 訳が解らないままにも、“造り” 始めた。 「この棒って、ココに刺すのかなぁ〜??」。 ヤチは笑いながらも、 敢えてまだ、“手助け” はしない。 助けてしまうと、本人の為にならないからだ。 |
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・・・・・・・おっっ、 平べったかったあのシートが、 ようやく、『立体化』 し始めた。 ここでようやく、ヤチが手を差し延べる。 果たして、上手く “完成” するのだろうか? 何せ安物なので、2人は少し手こずって居る。 |
「お〜、もう少しじゃん、イイ感じだよ(笑)。」 途中で何度も失敗しそうになったが、 やっとそれは、“カタチ” になって来た。 ・・・・・・・そう、もうお分かりでしょうが、 これは、『テント』 だったのです。 ナカニシ頑張れ、完成までもう一息! |
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“ナカニシテント”、遂に完成。 出来上がるまでに、 1時間半くらいの時間が掛かった。 「もう造り方覚えたよ、大丈夫だ!(笑)」。 ・・・・・・・ナカニシ、ご満悦の様子。 さてでは早速、中へと入ってみましょうか。 |
「ナカニシさ〜ん、お邪魔しまーーす(笑)。」。 僕とヤチは、テントの中へ入ってみた。 「ようこそ、マイホームへ(笑)!!」 中ではナカニシが横になりくつろいで居る。 「お〜っっ、ちゃちいテントだなぁ(笑)!!」。 ・・・・・・・僕ら3人は、ゲラゲラ笑った。 |
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・・・・・・・しかし以外と、テントの中は広く。 畳3枚分くらいのスペースがあった。 「あーでも、何か落ち着くねぇ、楽しいね。」。 僕らはテントの中でまったりと時間を過ごす。 コレなら今後、何時でも何処でも、 “簡易自宅”が造れて気持ち良いよなぁ。 |
テント内から、空を見上げてみる。 曇天の中、揺れる木々が見えた。 ・・・・・・・誰かがふと急に言った、 「あー何か、ラーメン食いたくなった(笑)!」。 「ココにコンロ持って来て、ラーメン作る?」。 「うわ、テント燃えちゃうから止めて(笑)!」。 |
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・・・・・・・そんな訳で、 本日、無事にナカニシタカオは、産まれて初めての 『テント造り』 に成功した。 その後テントの外で、ヤチが何故か急にボンゴを叩き出した (笑)。 「テントを買った」 → 「造ってみた」 → 「成功した」 → 「中に入った」。 たったこれだけの出来事だった訳だが、僕にとっては物凄く楽しい経験だった。 そして、僕らはテントを畳んだ後、多摩ニュータウン通りのラーメン屋へと入って、其処で晩ご飯を食べた。 ・・・・・・・僕は密かに、 あの「K町」 に居るよりも、やはり此処 ・ 「東京都 多摩地区」 で暮らして居る方がずっと楽しいと思った。・・・・・・・ |
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| 9月8日(金) 【134】 | |
今夜、 仕事帰りのナカニシに誘われたので、 僕は自宅近所の飲み屋へと出掛け、其処で2人して呑んだ。 「 ・・・・・・・そうか、ムラノは、 今月一杯は、『K町』 じゃなくて、『東京』 に居る予定なんだね。 そうだよなぁーーー、 ムラノのソロライヴって、“演劇” って言うか、“舞台” の様な構成とイメージに仕上げる場合が多いから、 とにかく、『準備』 に手がかかるんだよねぇ (笑) 。 確かに 『K町』 に居ると、何かと色々やっぱり、不便だろうなぁ。・・・・・・・」 と、焼き鳥をツマミに、ナカニシは僕へ言った。 「 うん (弱笑)・・・・・・・。 まだ現時点で、当日のライヴ構成とか、・・・・・・・何にも決めて無いからさぁ。 ・・・・・・・ちょっと、これは煮詰めて考えないといかんと思って。 あと私、最近ようやく “新曲” も創りたくなってるから、 やっぱりここで、ちょっと 『自分の時間』 が欲しくなったのも、・・・・・・・大きいかな・・・・・・・。 有り難くも、『Yさん宅』 の皆さんは、 加絵の好きなようにすれば良いよって言ってくれてるから、それに甘えさせて貰う事にしたんだよ。」 ・・・・・・・そう、僕は応えた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− そして。 この呑みの途中、僕ら2人がたまたま電話で誘ってみたら、丁度都合が良かったとの事で、 夜22時頃その店に、例の男 ・ “ヤチ” 氏が登場した。 ・・・・・・・僕らはまた、其処で3人、 いつもの様に、しこたまホッピーを呑んだ。 で、・・・・・・・その話の間には。 先日、ナカニシが僕へと投げ掛けたあの発言、 『 「ガソリンズ」 は今後、アツシが脱退してしまった場合、どうするか??』 と言う話題も浮上した。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− その店が、午前1時過ぎに看板となってしまったので、 僕らは自然に、呑みの場所を僕の自宅へと移動し、 そして、朝まで話をした。 ・・・・・・・ヤチは、 我が 『ガソリンズ』 のCD全曲を、僕の部屋のコンポで、 改めて真剣に聴いて居た。 「 あぁ。・・・・・・・ ・・・・・・・久々にこのアルバム聴いたけど、 やっぱり 『ガソリンズ』 のドラムは、・・・・・・・あっちゃんにしか務まらないと、オレは思うよ。」 ・・・・・・・来客用に、床の上へと僕が敷いた布団の上で、 ヤチは静かに焼酎を呑みながら、 僕とナカニシへ対して、そう呟いた。 |
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| 9月7日(木) 【135】 | |
気が付くと、9月に入ってから、今日でもう1週間が経って居て。 つまりこれで、 『2006年』 も、3分の2が過ぎ去って行った事になる。 ・・・・・・・僕が、 今年の正月に、 自分で 「今年の目標」 として掲げて居た以下の事柄は、現時点、良いペースでクリア出来ていると思う。 ●身の周りで起こった出来事等に対し、精神的にダメージを受け過ぎて “ブッ倒れたり” しないように、 日々『地に足を着け』、『落ち着いた心構え』 を持って1日1日を生きる。 ●“病” の根絶へ向けて、常に客観的に 「自己」 を見つめながら生活していく事を心掛ける。 ●この自宅最寄り駅 ・ “京王永山” から、せめて “新宿” までは、電車に乗って移動出来るようになる。 ●どんな 『TV番組』 も 『雑誌』 も 『本』 をも、「娯楽」 として “楽しんで” 観たり読んだり出来る様になる。 今、僕は。 これらの事が、自分一人でもかなり自然に可能となって来ているのでは無いだろうか。 ・・・・・・・さて。 そして此処に来て、 『2006年』 の残り3分の1を、僕がどう過ごしたいかと言うと。 ●今月9月一杯は、とにかく30日の 「ソロライヴ」 を良きステージにすべく全力を注ぐ。 ●来月10月は、自分が幹事を努めたいと申し出たあの小学校時代の “同窓会” への準備を頑張る。 ●そして、年内には、“運転免許取得” の為、この東京の街で教習所へと通い始める。 こんな感じだ。 ・・・・・・・あとはまぁ、その中で少しずつ、 “炊事” が自身でも出来る様になっていけるといいな、と思う。 ( “掃除” ・ “洗濯” ・ “買い物” は、もうかなり普通の人並みに出来る様になって来たので。・・・・・・・) 焦る事はしないが、 この調子で、この歩幅で、 でも確実に自分の「目標」 を少しずつ達成し、乗り越えて行ければと思っている、現在だ。 |
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| 9月6日(水) 【136】 | |
・・・・・・・結局。 僕は今日になってもまだ、此処 ・ 東京都は多摩市の、自宅に居る。 つまり、 今月に入って、あの、“フタゴジラ一家” と共に茨城県の保養地へと出掛けて以来、 あれからその後一度も、 「K町 ; Yさん宅」 へは戻っていない。 正直なところ、 僕は今、( 大変、我儘な言い分なのかも知れないが、) あの “場所” へと帰るのが、とても、・・・・・・・『面倒臭い』 のだ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− その 「理由」 は、幾つか或る。 まず、その一番大きなものとして、今、僕の心を占領している心境は、 ● 今月30日 ・ソロライヴへ向けての “新曲作り” や “ (ライヴの) 構成練り” 、諸々の “準備” 等、 それが今月一杯掛けての、僕の大きな 「やりたい事 ・ やるべき事」 だと感じて居るので、 其処へと向けて僕は今、とにかく、自身の世界に独りで 『集中』 したい。 ・・・・・・・と言う事で。 なので、 その 『準備』 へと没頭するには、 様々な意味で、「K町」 はまず “不便” であるし、 あと、「Yさん宅」 も色々と人間が賑やか過ぎて、僕にとってはどうも何だか、・・・・・・・“落ち着かない” 。 まぁあと、その他の 「理由」 としては、 ● 単純に、ここ5ヶ月間の 「K町 → 東京 ; 往復生活」 に、現在少し疲労を感じている。 ● 『Yさん宅』 内の、“家庭の人間関係” の中に、一人この身を置く事にも、正直少し疲労を感じている。 ● 『Yさん宅』 内に居ると、「家事」 等は全て “おねえちゃん” が担当してくれてしまうので、 僕もここらで一息ちょっと、 “自分一人分” の炊事 ・ 洗濯 ・ 掃除等に、東京の自宅にて改めて挑戦したくなった。 ・・・・・・・などなど、 その様な想いがポコポコと心の中に浮上している状況だと言う事が挙げられる。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− あと、更に。 昨夜のナカニシの話を聞いて、 僕は僕なりに、 もう一度、改めて 『ガソリンズ』 や、 音楽人としての 『ムラノ カエ』 の事を客観的に考えたい ・ 見つめ直したい気持ちも産まれ、・・・・・・・ ・・・・・・・つまり、 ちょっと今の僕は色々な意味で、取り敢えず 「K町」 の事は忘れ、 改めて、 「東京 ・ 一人暮らし」 の時間が自身に欲しいと、 そう、強く感じて居るのだ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・僕は、今夜。 以上の内容を、 あの 『Yさん宅』 の長男氏 ・ “ぐっちゃん” に、全て、包み隠さず電話で伝えた。 彼は快く納得してくれた。 なので僕は明日にでも、 “おかあさん” や “おねえちゃん” にも、上記の事を直接電話で素直に話そうと思った。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・こうして、僕は。 取り敢えず今月一杯を、 「多摩市 ・ 一人暮らし生活」 へ没頭して過ごす事に決めた。 |
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| 9月5日(火) 【137】 | |
・・・・・・・僕には一瞬、 ナカニシの発したその言葉の意味が、全く解らなかった。 でも彼は確かに僕へとこう言ったのだ、 『 オレね、最近、・・・・・・・ もう、サカモトアツシの事はさ、「ガソリンズ」に戻って来ても来なくても、どちらでも良いんだと思う。 だってそれは、彼の選ぶ、彼の決める自分の人生でしょ。 だからもう、オレとしては、 そんなに特に “サカモトアツシ” には拘 (こだわ)らなくても良いんじゃ無いかと、 この頃、そう思うようになった。 ・・・・・・・きっと、大した問題じゃ無いんだよ、それはね。』 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・今夜。 このHPの “PICTURES” 欄更新の為に、 仕事後、僕の家へと寄ってくれたナカニシは、 コンビニで買って来たビールを呑みながら、突然、そんな事を僕へ言い出したのだった。 ・・・・・・・僕は少し慌てて尋ねた、 「 えっ、それって、 『ガソリンズ』 に、あっちゃんはもう必要では無いと、・・・・・・・そう言うシビアな心境になったって事??」 すると、ナカニシは首を横に振って応えた。 「 いや、・・・・・・・そうじゃ無くて (笑)。 そりゃあさ、サカモトがこのバンドに還って来てくれたら、嬉しいよ。 オレも、彼の叩く音が好きだからこそ、ずっとこの5〜6年間、一緒に 『ガソリンズ』 をやって来たんだから。 ・・・・・・・けどさ。 オレのやりたい、“たのしい (と感じる)ロックンロール” って言うのは、 特に、 ドラムが必ずしもサカモトじゃなくても存続して行けるんじゃ無いかって事に、気付いたと言うか。・・・・・・・」 僕は、それでもまだ半分ぽかんとしたままのアタマで、 でも、何とかナカニシの言わんとする事を咀嚼しようと努め、そして更にこう尋ねた。 「 ・・・・・・えっと、・・・・・・・それってさぁ、・・・・・・・ナカニシさん。 ナカニシさんから、そう言う風な考え方や発想が最近出て来るようになったのは、 やっぱり、 今年の春から夏に掛けての、『三多摩!』 の一連の活動経験が影響してると自分でも思う??」 ・・・・・・・ナカニシは言った。 「 あぁ、・・・・・・・そうだね。 うん、あの体験は大きいだろうな。 うん、だからつまりね、 “たのしい事” ・ “やりたい事” は、何時でも、誰とでも関係なく、やれるんじゃ無いかって言う事。 ・・・・・・・で、オレは、 その、自分の “やりたいロックンロール” を、 “サカモトアツシ” が今後辞めてしまうのかどうかに捕らわれる事無く、 やっぱり、『ガソリンズ』 と言う名のこのバンドで、ムラノと一緒に続けて行きたいって事 ・・・・・・・だね。」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・以前は。 僕ら2人は、アツシがもし今後、このバンド ・ 『ガソリンズ』 を辞めてしまった場合、 “サポートメンバー加入” や、あるいは “メンバーチェンジ” を行ってまで、 この名でバンド活動を存続する気は無かった。 『ガソリンズ』 は、やはりあくまでも絶対に、 “ナカニシ ・ ムラノ ・ サカモト” の3人でないと続けるべきものでは無いと言う拘 (こだわ) りが強かった。 ・・・・・・・だから、 もしこの先、アツシから “脱退希望” を宣言されたら、 その時点でこのバンドを 「解散」 にしようと、当然のように考えていた。 ( で、実際僕も、今日の今日まで、本当にそう信じていて、それを疑った事は無かった。) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− まだ、半ばビックリしたまま、 自室の床の上に座り、固まって考え込んでいる僕に対して、 今度は逆に、ナカニシが尋ねて来た。 「 ・・・・・・・じゃあ、キミ (← かえちんの事 ) はさ。 もしサカモトがバンドを辞めてしまって、それで、『ガソリンズ』 を解散したとするじゃん。 そしたら、・・・・・・・その次、どうするつもりなの??」 僕は少し照れた様な笑みを浮かべながら即答した、 「ナカニシタカオを誘って、また、新しいバンドを起ち上げる。」 。 ・・・・・・・吸っていた煙草を揉み消しながら、ナカニシは言った。 「 でしょ ( 笑 ) ?? オレもきっと、そうしたいし、そうするだろうと思うんだよ。 で、じゃあその場合、 新しくバンド名変えて、それでムラノと “再出発” したいかって言ったら、・・・・・・・そうじゃ無いんだよね。 オレはやっぱり、あくまでも、 『ガソリンズ』 が、演りたいの (笑)。 ・・・・・・・で、じゃあ、『ガソリンズ』 って一体何なのか、って考えたら、 オレの中では、 “価値観の合う人間と共に、自由で楽しいロックンロールを貫ける場所” で或りたい、って事なんだよ。」 ナカニシの言いたい事が、・・・・・・・ 僕にも、段々と “理解” 出来てきた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・確かに、僕自身も。 これまでは只ひたすら、アツシからの、バンド存続に関する “返答待ち” に徹していたものだから、 彼から、その『応え』 を得られるまでは、 その先はどうしようか、などと言う事は、 正直、取り敢えずまだ明確には考えた事は無かった。 でも。 ナカニシに言われたように、今後の “具体的な場面” を想像した場合、 僕もやっぱり、 例えメンバーが 「自分一人だけ」 になってしまっても、 『ガソリンズ』 を演りたいんだよなぁ、 敢えて別のバンド名に変えたい気持ちはさらさら起こらないなと、・・・・・・・そう、気付いたのだった。 ・・・・・・・これは多分、・・・・・・・別に、 僕ら2人が、“サカモトアツシ” に対して冷徹になったりした訳では無いと思う。 ただ、僕ら2人がやっぱりどうしても、 “『ガソリンズ』 と言う場所での音楽” を共に演り続けて行きたくて、 そして、 何にも捕らわれず、また、誰にも縛られる事も無く、 本当に、ただ自由に楽しく、其処で己の愛したいロックンロールを存続させてゆけるのならば、 どんな友人とでも、 どんなカタチでも、 『ガソリンズ』 と言う名の、僕ら2人が起ち上げたこの 「天国」 は存在し続け得るのだろうと、・・・・・・・ 良い意味で、 僕もナカニシも、 そう、“ロックンロール” や “バンド” と言うものに対して、 より純朴で、柔軟で、更に単純になったのだと思う。 つまりは、 『たのしい事を、たのしい人と、たのしい場所で演り続けていきたい。』 ・・・・・・・と言う、まぁ昔からのこの想いが、 もっとシンプルで、且つ幅広くもなって来たのかも知れない。 ( で、やっぱり僕も思うのは、 それは、・・・・・・・ あの一夜限りのバンド ・ 『三多摩ロッカーズ!』 での “新鮮” で “情熱的な”体験や、 あの面白可笑しいメンバー ・ 『ヤチ』 氏の新たなる存在感によって、 僕もナカニシも、 良い意味での新しい価値観や大きな刺激を受け、 ある意味、以前よりも “前向き” になったのだろうなと言う事だ。・・・・・・・) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・そして。 僕の家からの帰り際、ナカニシはこう言った。 「 まぁオレ、・・・・・・・来月くらいには、サカモトに連絡取って、逢おうと思うんだけどさ。 その時、彼に伝えるつもりだよ、 『サカモトが辞めてしまっても、オレとムラノの2人は、「ガソリンズ」を続けて行くよ。』 って。 ・・・・・・・で、まぁ今現在、あいつがどうしてるのかは全く解らないけど、 その時に彼が脱退を希望するのなら、無理にそれを引き留める気も無いし。 で、まだもう少し考える時間が欲しいって言うのなら、それはそれで構わないし。」 僕はそれに対して頷きながらも、一つだけ気になった事が或ったので、 玄関先へとナカニシを見送る時、最後に彼へこう質問した。 「 ・・・・・・・もし、あっちゃんが辞めたら、どうするの、・・・・・・・ドラムは?? 当然、“メンバーチェンジ” として、誰か友人をあたってみるとか、・・・・・・・そうするつもり??」 すると、ナカニシは。 僕にとってまた一つ新しい観念をいともさらりと言って来たのだった、 「 いや、・・・・・・・それは今後ウチら2人がバンド続けて行く中で、 “あぁ、やっぱりドラムが必要なんだな”って思った時に、・・・・・・・考えれば良いんじゃない?? 何もさ、 『ガソリンズ』 は必ずしも3ピースじゃなくちゃいけないんだ、って言う、 その枠にすらも今はオレ、拘 (こだわ)って居ないんだよね。 ・・・・・・・オレとキミが一番初めに 『ガソリンズ』 を発足させた時って、 ウチら2人だけの、言わば “2ピース” だったじゃん?? ・・・・・・・でも、あの頃は、充分それで楽しかったよね。 だから別に、また其処から新しいカタチで始めてもいいなって、今そうオレは思ってるよ (笑)。」。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・・・・・・・ナカニシが帰った後、 僕は部屋の中で一人、更に考え続けて居た。 − 『ガソリンズ』。 『ガソリンズ』。 『ガソリンズ』。 “1ピース” でも、“2ピース” でも、 『ガソリンズ』は、『ガソリンズ』。・・・・・・・− ・・・・・・・その時僕の中で、 何故か久し振りに、 “新しい詩 (うた)” の、・・・・・・・産まれそうな予感がしたのだった。 |
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| 9月4日(月) 【138】 | |
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今夜18時、僕は新宿の街に居た。 昨夜泊まった、千葉県の実家最寄り駅から約1時間一人で電車へ乗って、 この街までちゃんと普通に辿り着く事が出来た。 ・・・・・・・そしてその後僕は、この場所で、 約12年振りに、現在福岡県に住む小学校時代の幼馴染み ・ 通称 “カトヤン”( 男性 )と逢ったのだった。 僕ら2人は、小学校4年生の時にクラスが同じで、 当時1年間、授業中も、班活動も、学級行事の際等にも、 全て、共に良い意味で競い合い、協力もし合い、そして刺激し合う、文字通りの 『好敵手』 同志だった。 あの、10歳の頃の僕らは、 此処 ・ 「日本」と言う名の国から遠く離れた 「メキシコ」と言うあの広大なる大地の元、 現地の邪気無く直射する強い太陽の日差しを共に浴び、優しく逞しい自然や空気に自己を培われ、 性別など関係無く (意識すらした事無く)、 自然にお互いを認め、磨き合い、成長していった仲だった。 実は、来月10月の後半に、 僕らは初めて、当時のクラス担任を交えての 『同窓会』 を企画している。 ・・・・・・・今年の7月後半、 僕が幹事となって開きたいと口火を切ったその集まりに、 まだ、“病”の治り掛けである僕の体調を案じてくれた彼 ・ “カトヤン” が、 僕と共にその集いの為の運営実行係を担ってくれる事を、自ら名乗り出てくれたのだった。 ・・・・・・・そんな訳で、 僕ら2人は今日こうして、その打ち合わせの為に此処で顔を合わせたのである。 今夜、 本当に久々に逢った僕らの、思い出話や近況報告等の話題には、・・・・・・・尽きる事が無く。 僕らは朝になるまで、 この、『眠らない街』 と称される場所 ・ “新宿” と言う日本の一ヶ所で、 一緒に童心へと還り、それこそ 「眠らない夜」 を笑いと涙とで過ごし、 ・・・・・・・そして翌朝、 また来月の 『同窓会当日』 に、 今度は他のクラスメイト達をも交えて再会出来る事へ胸を躍らせつつ、 それぞれ始発電車へ乗って、元気に別れた。 ( で、今回、 僕がこのようにして、 自ら 『同窓会』 を開きたい、幹事をやりたいと言う “気力” が心から湧き起こって来る程までに、 僕の精神力や行動意欲が、昔の様にかなり “回復” して来ている様子を視て、 この数年間、僕の心身不調を心配して居てくれた、我が 『メキシコ時代』 の友人たちは、・・・・・・・ とても嬉しく、有り難い事に、 今、かなり安心をし、僕へ安堵や激励や協力の言葉をも掛けてくれ、 現在の、そんなこの僕の姿に歓びの眼差しを注いでくれて居る。・・・・・・・) |
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| 9月3日(日) 【139】 | |
さて、 2泊3日の “北浦小旅行” も、ちょっと寂しいけれど、今日で終わる。 今度此処に来る時は、 是非ヤチも一緒にどうぞと、フタゴジラ両親はそう言ってくれた。 ・・・・・・・彼も一緒に来たらば、きっと楽しいだろなぁ(笑)。 ( で、後に僕がヤチ本人へこの事を伝えたら、実際、彼は非常に喜んでいた。 彼もやはり、今夏に初めて知り合ったこの “フタゴジラ一家” には、大きな親しみの感を抱いたらしい。) で。 しかし流石に、旅行も3日目となると、 フタゴジラにも少し疲労の色が出て来たようだ。 ・・・・・・・今日一日は2人共、室内でのんびりと遊んでいた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− |
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お昼頃に僕が目覚めると、 トウマは元気だったけど、 タクトは腹痛を訴えてゴロゴロ。・・・・・・ 毎日沢山遊んだし、夜更かしもしたから、 疲れてしまったのかな。 |
ご飯を頂いた後、 「写真撮影」の好きな僕は、お散歩。 お庭には色んな野菜が実っていて。 で、この写真の植物は、ピーマンです。 今日も、爽やかないいお天気です。 |
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お庭からふと空を見上げると、 シュークリームの様な可愛い雲が、 ぷかりぷかりと漂っていました。 つくつくぼうしの声が響きます。 『秋』の彩の訪れを感じました。 |
窓から、フタゴジラが顔を見せました。 「かえちん、何してるのーー??」 「たっくんね、もうお腹治ったよーー。」 あ、かえちんは今お散歩してるんだよ、 でも、もうお部屋に戻るからね。 |
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・・・・・・・と、ここで、 かえちんは小さなアマガエルを発見。 葉っぱの上にちょこんと居たのを、 素早く片手で捕まえましたぜ。 ・・・・・・・早速、フタゴジラに見せよう。 |
じゃーーーん!!! 元気で小さなアマガエルくんを紹介。 フタゴジラは少し驚いていたけど、 嫌がったり怖がったりはせず。 カエルくんは、すぐまた庭へ帰りました。 |
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昨日、スーパーで買って来た、 「アンパンマンアイス」を食べました。 タクトはパイン味、トウマはイチゴ味。 かえちんも一緒に3人で、 “廻し食べ(舐め?)”をしました(笑)。 |
フタゴジラと一緒に遊んでいると、 心から、2人を羨ましく思います。 いっぱいケンカ出来て、 いっぱい仲直り出来て。 ・・・・・子供の世界は、いいなぁ。・・・・・ |
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日暮れが近くなって来たので、 そろそろ、室内全体を片付けて、 みんなで東京へ帰る準備をする時間。 ・・・・・・・ここは、玄関です。 もう小っちゃくなりつつある、2人の靴。 |
帰る支度も一応整ったところで、 腹ごしらえにゆで卵を食べました。 2人共、卵の殻剥きに真剣勝負!! 時間は掛かったけれども、 根気良く最後まで自分で剥きました。 |
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さぁ、そろそろ東京へ帰るよーーー。 お部屋も台所もトイレも玄関も、 フタゴジラ両親が綺麗にしてくれました。 ・・・・・・・それにしても、2人共、 背が伸びて、本当に逞しくなったね。 |
みんなでクルマに乗り込む時、 林の木々の間から、 大きく真っ赤な太陽が見えました。 ・・・・・・・おおーーっっ、綺麗!! 沈んでしまう前に、慌てて撮影。 |
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クルマで “保養地” を後にして、暫く走った場所で、 フタゴジラ両親が、クルマを留めて、この地のでっかい “夕陽” を見せてくれました。 ズームアップして撮影したので、ちょっと画像は粗いけれど、 何とか携帯カメラにその姿を収める事が出来ました。 ・・・・・・・それにしても、夕陽の沈んでゆくその速度の速いこと、速いこと。 そしてこの後、 フタゴジラはクルマの中で、即、眠りに落ちてしまったのだけれど、 僕はフタゴジラ両親と共に、沢山音楽を聴いたり、色々な話をしたり、 それから、『鹿島神宮』を案内して貰ったり、 あと、海辺へと出て、夜の波の音や潮の薫り、凛と輝く眩しい月を堪能させて貰ったりしました。 ・・・・・・・フタゴジラ一家のみんな、 今回も、楽しいひとときを、本当にどうもありがとう。 また、是非一緒に遊んで下さい。 ( そして僕は今夜、千葉に或る実家での就寝時に、一つ思った事がある。 ・・・・・・・今日の帰り際、トウマが僕に対してこう尋ねた、 『 かえちんはさぁ、かえちんはさぁ、ナカミチが待ってるお家に帰るんだよね??』 と。 ・・・・・・・僕が予想するに、フタゴジラは、 多分、僕とナカニシとの事 ( 関係 ) を、 “一緒に住んでいる、仲良しのトモダチ同士” なのだと感じているのだろうと思われる。 ( いやどうなんだろう、もしかしたら、“夫婦” なのだと思っているのだろうか??) ・・・・・・・僕は、今日は本当にたまたま自分の実家へと帰る予定だったので、 トウマのその質問に対しては、ごく普通に、 『 いや違うよ、今日かえちんは、かえちんのお父さんとお母さんの待ってるお家に帰るんだよ。』 と、返答したのだが。 今後もし、フタゴジラがもう少し大きくなって、その際にもまた同じ内容の質問をされた場合には、 「かえちんとナカミチは、昔は一緒に住んでいたんだけれど、今はもうお家は別々なんだよ。」 と、 そう、伝えようと思っている。・・・・・・・) |
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| 9月2日(土) 【140】 | |
と、言う訳で。 (昨晩遅くから、)僕は今日→明日に掛けてを、此処 ・ 茨城県は北浦の地にて過ごす。 ナカニシも昨夜から一緒に此処へ来て居るのだが、 彼だけは明日、東京で大事な用事が或る為、 僕よりも一足(一泊)早く、今夜一人、此処を後にする予定だ。 例の “フタゴジラ (トウマ&タクト)” の2人は、 先月、『三多摩!』のライヴを観に秋葉原PAGODAへも来てくれたし、 あと、つい一週間前には、 『 ’06 多摩 RIVER FESTIVAL』 にも一家全員で来てくれたばかりだったので、 今回は僕やナカニシと会っても、 全く、照れたり恥ずかしがったりせず、始めから最後まで、「やんちゃパワー全開 !」 だった(笑)。 ・・・・・・・先月アタマに、 もう、“4歳” になったフタゴジラ。 彼らは、もうすっかり、着実に 『少年』への階段を、全身で昇りつつある最中だった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− |
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出た〜〜っっ(笑)!! 4歳になった、トウマ&タクトの2人です。 今年の4月15日に、やはり一緒に “多摩動物公園” へと出掛けた時とは全然違って、 2人共、僕とナカニシに対してそれはもう弾丸のように話し続け、 あと、単なる「喜怒哀楽」の他に、もう大人並みなる、多様に複雑な “感情 ・想い”の数々を抱き、 また、その急速な “自我” の確立 、“欲求 ・主張” の活発な成長振りには驚かされました。 |
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実は今までは2人共、ナカニシの事を 何と呼ぼうか困惑していたのだけど、 今回からはちゃんと、 「ナカミチぃぃーーー!!」と、 そう、呼べる様になりました(笑)。 |
出ました(笑)、 毎度の(?)混浴シーン。 「もうオレ、水、恐く無いんだよ!」と、 2人共、替わる替わるに、 水面に顔を浸けて見せてくれました。 |
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みんなで、朝ご飯〜♪ 美味しいご飯を有難う、みんな(恥)。 しかし、フタゴジラはもう完全に、 「大人」と全く同じ内容の食事を、 一緒に摂れる様になったんだなぁ。 |
これは、先月末、 『タマリバ・フェス』の際に使おうかと、 ナカニシの車に積みっ放しだった、 ヤチ氏所有のハンモックです(笑)。 フタゴジラは、交替で楽しんでました。 |
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此処の “保養所”、外観。 室内からは常に、 フタゴジラの笑い声が外へ響きます。 今日は少し暑いくらいの、 気持ちの良い日和りです。 |
・・・・・・・・室内では、 フタゴジラがナカニシと共に、 オモチャの飛行機を飛ばしたり、 スーパーボールで遊んだり。 ・・・・・・僕は一人で、外をお散歩。 |
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フタゴジラも、外へ出て来ました。 “保養所”の周りには、自然が一杯。 『かえちーーん、観て〜〜!!』。 木の実、小石、葉っぱ、虫たち。 「たからもの」も、一杯。 |
午後14時半頃、 近くに或る子供用プールへ移動。 『オレ、こんな事出来るよ!!』、 『オレ、ジャンプも出来る!!』。 自慢したい事も沢山のフタゴジラ。 |
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コレは、何気に、 かえちんが一番楽しんでいた(笑)。 100円で、3分間ほど動いたっけな。 ・・・・・・あーー、本物のクルマも、 これ位簡単に運転してみたい・・・・・。 |
プール近くにあった遊具。 コレ、結構高さがあって、 ここまで昇るのは実は大人でも恐い。 トウマは割とチャレンジャー、 タクトは少し慎重派、・・・・・・かな?? |
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夕飯等の食材、買い出し。 ・・・・・・・そうかぁ、 去年ここに来た時、確か2人共、 まだベビーカーに乗ってたんだよなぁ。 「おとな」になって行くのって、早いな。 |
タクトです。 どうしても、彼はこのスーパーで、 大きなアイスを買いたかったんです。 でも、お腹を壊してしまうからと、 ミニアイスで我慢しようとして居ます。 |
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夕方、“保養地”へ戻って来てからは、 2人共、押し入れでの遊びに夢中。 ここから下の布団へとジャンプしたり、 “魚つりごっこ”をしたり。 しょっちゅう、ケンカもしてますが(笑)。 |
次から次へと、本当にもう、 子供って、「想像力の天才」です。 今度はチャイルドシートを使っての、 “ロケット(飛行機?)”ごっこ。 回転させてゲラゲラ笑う2人。 |
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僕やナカニシがちょっと外へと出ると、 すぐ、心配になるのか、 僕ら2人を探し、大声で呼ぶフタゴジラ。 『か〜えち〜ん、ナカミチーーー!!』。 ・・・・はいよん〜、此処に居ますぜ(笑)。 |
晩ご飯の後、僕とナカニシは、 4歳になったフタゴジラに、 大型パズルと積み木を贈りました。 かあちゃんに手伝って貰いながら、 タクトは早速パズルに挑戦。 |
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一方トウマは、とうちゃんと一緒に、 積み木遊びを開始。 ・・・・・・この積み木、難しい・・・・・・。 とうちゃんは得意そうだったけど、 かえちんは苦手です(苦笑)。 |
夜22時。やって来ました。 かえちん命掛け、4ch『エンタの神様』。 フタゴジラが熱心に観ててびっくり。 “レギュラー” ・“アクセルホッパー”等、 リズム感あるネタ芸が好きみたいです。 |
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・・・・・・・さっき、ナカニシは一人、車で東京へと帰って行きました。 それをみんなで見送る時、 フタゴジラはとても不思議そうにしていました。 『どうして、かえちんは一緒に帰らないの??かえちんは、いつお家に帰るの??』 ・・・・・・・かえちんは、明日、東京 (千葉実家)へと帰るんだよ、トウマ ・ タクト。 だから明日は途中まで一緒に、かえちんをとうちゃんとかあちゃんのクルマに乗せてねと僕が2人へ言うと、 2人とも口々に、 『(東京の)トウマん家、来てもいいよ??』 『(東京の)たっくん家で、寝てもいいよ??』 と、僕へ言ってくれました。 ・・・・・・・2人とも、今夜はかえちんと一緒に寝たいと言ってくれたので、 僕らは3人で川の字になって、眠りました。 フタゴジラの汗ばんだ身体からは、何だか懐かしくてあたたかく、優しい匂いがしました。 ・・・・・・・ありがとう、 また、明日一緒にみんなで遊ぼうね。 お休みなさい。 |
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| 9月1日(金) 【141】 | |
・・・・・・・『9月』 に、入った。 此処 ・ 「K町」では、今朝から雨足が強く。 昨日まで、“Tシャツ ・短パン ・裸足” 姿で床に就いていた僕は、 今朝方、あまりの肌寒さに思わずクシャミや悪寒と共に目覚め、 箪笥から慌てて長袖シャツと長スパッツ ・ 靴下とを久々に引っ張り出して、それらを身に着け、 そしてまた、再び布団に潜った。 でも。 この、 本当にあたかもまるで、昨日までの 『夏』 をスッパリと切断するような今朝の秋雨は、 僕に対して、今年の 『夏』 に於いての “未練がましさ” や “哀愁” の様な感傷めいたものを一切遺さず、 むしろ何だか、 早く新たにキモチを切り替え前進せよと言わんばかりに僕の背を押してくれて居るような気すらして、 ・・・・・・・僕にとっては、却って強く清々しく、潔いもののように思えたりもしたのだった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− で。 今夜から約5日間、 僕は此処 ・ 「K町」を離れる。 ( ・・・・・・・でも、じゃあ「東京都 ・ 多摩市自宅」へ行くのかと言うと、そうでは無い。) これは前々から決まっていた予定なのだが、 今夜から僕は、2泊3日で、 あの、いつも懇意にして貰っている、 “フタゴジラ (イシザキ)一家” と共に、 約1年半振りに、 茨城県は北浦にある、“保養地”へと小旅行に出掛ける。 (去年の3月19日〜20日にも、僕はフタゴジラ一家に、其処へと連れて行って貰った。 (※当時の日記参照。)) そして、 茨城で過ごしたその後、僕は千葉県に或る我が実家へと戻り、其処で1泊し。 で、更にその翌日(月曜 )夜には、新宿で友人と会う大切な約束があるので、 それを済ませたら、 一端、多摩市の自宅に帰り、其処で1泊する。 ・・・・・・・そしてやっとこさ、 来週火曜日夜には、また此処 ・ 「K町」へと帰って来ようと言う、 そんな予定で居る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 3日前に、僕が此処で派手にやらかした、この 『Yさん宅』の皆さんとの “大衝突” については、 もう、 あの翌日〜昨日に掛けて、 お互いに謝り合い、それを引きずる事も無く、 ちゃんと全員で、『和解』は、した。 ・・・・・・・でも。 正直、今の僕自身は、 まだ、 あの出来事に対する自責の念や、反省の意が重過ぎてそれをなかなか拭えない状態で居るので、 今夜から暫くの日数、このお宅を留守に出来る事は、 この軟弱な僕にとっては(弱笑)、・・・・・・・かなり気楽で、洗われるような心地がする。 |
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